ボコボコドラム
★★★★☆
1972年のフライド・エッグ2枚を聴いて、1971年の本作を慌てて購入。恐るべし成毛滋ですね。歴史は改めて彼を再評価するべきだと思う。ベースは江藤勲で恐らくSGベースだろうがブィンブィン鳴らして格好いいね。確か歌手の黛ジュンの旦那だよねぇ・・。ただ聴いていると角田ヒロのボコボコドラムが少し耳障りになった。メリージェーンくらいに控えめに叩いて欲しかったね。メリージェーンの英語発音を聞いていると1曲目の柳ジョージも同様だが、上手いね。後輩のチャーとか森園なんて学校で勉強していなかったぶんヤッパリなぁというくらいのお子チャマ英語で聞いていて赤面しますもね。
全曲当時の空気が満たされていて素晴らしいですね。録音もそれなりにバランス整ってるしね。一生懸命作ったんだなぁと思いますよこれは。
日本ロックの黎明
★★★★☆
日本のロックバンド、ストロベリー・パスのアルバム。1971作
おそらく日本のバンドが英国ロックに接近した最初の作品というべきもので、
後にFLIED EGGを結成する成毛滋の味のあるブルージーなギターワークに
ゆるやかなオルガンの音色と、英詞で歌われるヴォーカルが重なってゆくスタイルは、
まさにブリティッシュロックの質感。古い音だが日本ロックの最初の躍動が感じられる作品だ。
グレコ・ロックギターメソッド
★★★★★
70年代前半グレコ製ギターを購入した人にとって、彼は神であった。でも、レコ−ディングで使用していた楽器は、ギブソンSGスペシャル(ピックアップはシングルのP90)でした。ライブでは、グレコ製ギターを使用していました(本人の発言からです)。私はグレコのギターが買えなかったので、友人からカセットを借りて、オルタネイト・ピッキングを練習しました。
成毛ギター炸裂
★★★★★
成毛のアルバムは、フライド・エッグほかわずかしか入手できないが、本作は彼のギターを十二分に堪能できる貴重な歴史的名盤といえるものである。
1970年代初期に日本にもこのような素晴らしいギタリストがいたと言うことを、実際の録音で確かめることが出来るのは、またとない喜びである。あらゆるギターファンに絶対のおすすめ作品である。
Buddy MilesばりのDr.。
★★★★★
全部良い。メリー・ジェーンだけは異質としても、全編を通じたつのだ☆ひろのVo.&Dr.は強烈です。
ジミヘンで言えば、Experienceはちょっと粗々&軽すぎてダメだけど、Band of Gypsysは良いよねえ、という人向き。つのだ☆ひろのDr.は重め&非突っ込みめで、重厚ドラムが好物の方には何よりの音です。ちゃんと聴いたことなかったけど、つのだ☆ひろって、Vo.としても勿論、Dr.としての手腕も凄いかもしれんね。
個人的にはG.の音が細いように思いますが、当時としては仕方ないのかなあ。としても、ハモンドその他意欲的な見所満載で、この値段だったら昼飯抜いてでも買う価値あります。