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価格: ¥3,059
カテゴリ: CD
ブランド: ワーナーミュージック・ジャパン
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   「エイリアンズ」がキリンジの代表曲と言われるゆえんは、それまであまりにも音楽的、文学的にも「頭イイ~!」兄弟デュオが、ようやく血のにじむような渾身のラヴソングを書き上げたことにあるのだと思う。しかも、やはりこのスムースでみぞおちの辺りを突く転調はどうだ? グッド・ミュージック・ファンのみならず、ロックフリークの琴線に触れた3rdアルバム。実際、AOR、ファンク、ソウル、妙ちくりんなインストまで多彩だが、自分の中に発生した迷宮を確かめたいがゆえに何度もプレイヤーの上に乗ってしまう。「エイリアンズ」以外にも「アルカディア」「グッデイ・グッバイ」「君の胸に抱かれたい」といった輝けるシングルが満載されてるのも、戦略じゃなく第一期豊穣期ゆえかと。(石角友香)
金字塔!3rd! ★★★★★
改めて聴きなおしてビックリ、このアルバムってめちゃくちゃ良いですね。初期キリンジの名盤3rd。
国内屈指のメロディーメーカーが作り上げるAOR/SOUL経由アーバンJ-POP行きの傑作。
彼ら兄弟のソングライティング能力が完全に開花した記念碑。

練りこまれた日本語詩も見事でものすごくハイブリッドな文学少年POPS!
彼らの作り出すラブソングは何故か潔い。カッコ悪い行為さえも爽やかに愛くるしく
感じてしまうのはやはり詩とメロの見事な融合に他ならない。

タイプは違えど、ここまでラヴソングを見事に歌い上げてるのは初期オリジナルラブと双璧か。
富田ラボがプロデューサーとして絡んだFor Beautiful Human Lifeともども全グッドメロウポップス好きマストすわ。

名曲誉れ高い「エイリアンズ」を筆頭にライブでも定番の「グッデイ・グッバイ」や
泣き名曲「アルカディア」など代表曲も多数収録。

個人的には胸キュン必死のフルートの音色がたまらないグッドメディアムメロウ「君の胸に抱かれたい」と
7分に及ぶ大作「千年紀末に降る雪は」のストリングを従えた泣きメロが琴線に触れまくりです。
まさに珠玉の一枚 ★★★★★
キリンジは次作の『Fine』から入ったのですが、個人的にこちらは佳作止まりで、いまいちキリンジの世界観が掴めず。
このアルバムも余り期待せずに聴いたのですが、これがもう遥かに予想を上回る珠玉のポップスアルバムでした。
泰行さんの包み込むような優しく暖かい歌声に、とことんポップなメロディー、『悪玉』『メスとコスメ』『イカロスの末裔』等、人を喰ったような毒気のある歌詞も非常にユニークで楽しい。
キリンジの最高傑作と言われるのにも納得です。
上質なポップスを探している方には、文句無しにオススメの作品です!
キリンジ入門の(私の考える)ベスト ★★★★★
キリンジの入門としてはベスト。
どの曲も完成度が高く、歌詞も良い。
いわゆるポップなものを主としながらも、それ以外の曲を徐々に受け入れられる選曲。
「エイリアンズ」からちゃんとハマレるキリンジ入門としてのベストアルバム。

個人的には「グッデイ・グッバイ」、「悪玉」、「あの世で罰を受けるほど」、「サイレンの歌」がたまらない。
ひとつのバンドのひとつのアルバムとしてはかなり手広く、それでいて充実した完成度。
なかなか良い ★★★★★
48才のおっさんではありますが、高校時代から邦楽ではハッピーエンドやユーミンや大貫さん等を聞いてきて最近何かエエ奴ないって姪ッ子に聞いたらこれが推薦されました。最近ほぼ毎日聞いております。温故知新とは申しますがキリンジなかなか良いですぞ。細かい理屈は若い人に任せますね。
POPSとしてサウンドやメロのクオリティが凄いんです ★★★★★
ユーミントリビュート作で彼らを知り、これを手にとった。
その彼らの良さについて先ず思ったのは、うたごえをいつも注目する私にとってはその歌声の何と謙虚なことか、という実感。そしてそれが故に、サウンドの変化にも耳をよく傾けようと思えるバランス感の良さも素敵だった。

音色がどんな風に染まっても、キリンジのVo.は涼やかに、時には温かく、或いは哀愁をもった一陣の風になりきっている。一方でVo.が謙虚だからこそより聴き所となるサウンドプロダクションは、様々な色に変化しつつも安定してインテリジェンスを保っている。しかも歌詞がサイケで面白い。
面白いしそれだけでなく、全体に渡る落ち着きや、品のよさがあること等が決定的な魅力として映った。それらのギャップと調和の連続が非常に素敵だ。

他方、今作からは卓越したメロディメーカーであることも窺える。ユーミンのカバーで想像していたのとは違う、思い切りPOPなアルバムだ。吹いてくる風としては、サニーデイサービスのようにセンチメンタルをさりげなく潜めた、優しい印象も残る。「エイリアンズ」などがそうだ。少しスローなアプローチが気持ちいい。また「あの世で罰を受けるほど」はメロディラインに浮遊感があり不思議な感覚。飾らないのに自然で、スケールの広がりを描く。キリンジには仰々しすぎない良さがある、と思ったのはこの曲だ。「千年紀末に降る雪は」では佐野元春の往年の名作たちはオンタイムではこういう新鮮さを放っていたんだろうか、などと思いながら惚れる曲になった。

そして全曲とも「中央フリーウェイ」のように心地よいメロを風が運んできて、日常の一時に入り込み、その瞬間をささやかに盛りあげてくれる曲たちだ。こういうアーバンなPOPSがあるのかあと感慨深し。