安永5年（1776年）に刊行された鳥山石燕の妖怪画集。
『今昔画図続百鬼』『今昔百鬼拾遺』『百器徒然袋』とある石燕の妖怪画の中でも最初に刊行されたものであり、現代ではこの4つを総称して「画図百鬼夜行シリーズ」などとも呼ばれる。
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『画図百鬼夜行』　鳥山石燕

陰
1. 木魅（こだま）
2. 天狗（てんぐ）
3. 幽谷響（やまびこ）
4. 山姥（やまうば）
5. 山童（やまわろ）
6. 犬神・白児（いぬがみ・しらちご）
7. 猫また（ねこまた）
8. 河童（かっぱ）
9. 獺（かわうそ）
10. 垢嘗（あかなめ）
11. 狸（たぬき）
12. 窮奇（かまいたち）
13. 網剪（あみきり）
14. 狐火（きつねび）

陽
15. 絡新婦（じょろうぐも）
16. 鼬（てん）
17. 叢原火（そうげんび）
18. 釣瓶火（つるべび）
19. ふらり火（ふらりび）
20. 姥が火（うばがび）
21. 火車（かしゃ）
22. 鳴屋（やなり）
23. 姑獲鳥（うぶめ）
24. 海座頭（うみざとう）
25. 野寺坊（のでらぼう）
26. 高女（たかおんな）
27. 手の目（てのめ）
28. 鉄鼠（てっそ）
29. 黒塚（くろづか）
30. 飛頭蛮（ろくろくび）
31. 逆柱（さかばしら）
32. 反枕（まくらがえし）
33. 雪女（ゆきおんな）
34. 生霊（いきりょう）
35. 死霊（しりょう）
36. 幽霊（ゆうれい）

風
37. 見越（みこし）
38. しょうけら
39. ひょうすべ
40. わいら
41. おとろし
42. 塗仏（ぬりぼとけ）
43. 濡女（ぬれおんな）
44. ぬらりひょん
45. 元興寺（がごぜ）
46. 苧うに（おうに）
47. 青坊主（あおぼうず）
48. 赤舌（あかした）
49. ぬっぺふほふ
50. 牛鬼（うしおに）
51. うわん

作者紹介
鳥山 石燕（とりやま せきえん、正徳2年（1712年） - 天明8年8月23日（1788年9月22日））は、江戸時代後期の画家、浮世絵師。妖怪画を多く描いた。