現代人の忍術
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戦前の忍術紹介では有名な伊藤銀月(1871-1944)による『現代人の忍術』!
忍術の極意は「瞬間作用」にあると喝破する著者がその現代的意義を説こうとする意欲作。
昭和12年(1937)刊の国会図書館所蔵本を画像のまま復刻
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扉
目次
現代人に本著を贈る趣旨と著者の責任
現代人から見た忍術の本質とその分野
- 其一 過去の忍術は廣い意味においての偵察術であつた
- 其二 忍術の決着點優勝點は何所にあるか
- 其三 現代的忍術の三方面
- 其四 現代的忍術の三原則
- 其五 忍術は高級なる兵法及び武術と合致す
- 忍道
忍術の現代的練習法及び現代的實用法
- 其一 古への忍者の練習法は餘りに酷烈過ぎた(上)
- - 無色の修業法(六無の一)
- - 無形の修業法(六無の二)
- - 忍術横歩きの圖
- - 無跡の修業法(六無の三)
- - 忍者が歩んだ跡を晦ます三樣式の圖解
- - 無聲の修業法(六無の四)
- - 無聲の修業と忍者親子圖解
- - 無息の修業法(六無の五)
- - 無臭の修業法(六無の六)
- 其二 古への忍者の練習法は餘りに酷烈過ぎた(中)
- - 凡胎を脱するの術(四有の一)
- - 飛行自在の術(四有の二)
- - 忍者が飛行自在の術を行ふの圖
- - 昇天の術(四有の三)
- - 昇天の術を行ふ行脚僧の圖
- - 忍者塀越しの心得
- - 忍術式に定められた人の斬り方
- - 忍者が人を斬らうとする場合に取る逆半身の構へ圖解 第一圖
- - 逆半身の構へから人を斬る段取りの圖解 第二圖
- - 第三圖
- - 縮地の圖(四有の四)
- 其三古への忍者の練習法は餘りに酷烈過ぎた(下)
- - 木遁の術(木に依つて姿を消す。)
- - 火遁の術(火に依つて姿を消す。)
- - 火遁の術の圖解二種 其一 發光彈を投げ出した場合
- - 其二 敵の刄を石に切り着けさせた場合
- - 土遁の術(土に依つて姿を消す。)
- - 金遁の術(金に依つて姿を消す。)
- - 水遁の術(水に依つて姿を消す。)
- - 水遁の術者が..圖
- - 裏の五遁は略説に止める
- 其四 忍術の現代敵練習法はこれだ
- - 現代的護身術練習順序圖解 第一圖
- - 第二圖
- - 第三圖
- 其五 氣分轉換と注意轉換との實効及び例證
- 其六 戰爭にも確かに忍術時代が來た
奥付