物語セラピー 自分だけ不運だというあなたへ フコウヘイだっ! (WORDS c. 出版)
価格: ¥0
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自分だけ不運だ。
そう思ってしまうことって、ありますね。
他の人たちはいつもうまくいっているのに、自分だけうまくいかない。
悪いことばかり起こる。
「どうして私ばっかり……」
そんなふうに思ってしまう時があります。
それは、悪いことばかりにフォーカスしている、ということがあります。
だから、人より不運だと思ってしまう、ということがあります。
あるいは、実際、あまり良くない環境に生まれてしまう、ということもあります。
虐待など問題のある親のほかに、世間的に見ていい親でも、コントロールがきつい、ということがあります。
どちらにせよ、自分だけ不運だと思ってしまうと、毎日はつらくなります。
グチが出て、妬みや恨みも出てくるかもしれません。
もっと前向きに生きたいと思い、いろんな心理学の本を読んだ、セミナーに行った、カウンセリングに通った。
けれど、不運だと思ってしまう毎日は変わらず、グチが出て、妬みや恨みに苦しくなってしまう。
そんなあなたにとって必要なのは、頭で表面的に理解することではありません。
物語を読み、主人公になりきって、怒り、悲しみ、喜びを感じることで、感情を解放することです。
感情を動かされながら、心の奥の潜在意識、そしてさらなる奥の超意識に、働きかけられることです。
この本は、物語で心を芯から癒やしていく物語セラピーです。
人の心の問題の根っこにあるのは、ほとんど親との関係です。
大人になりきれない親のもとで育ったことで、生き辛さを抱えるアダルトチルドレンは、日本にとても多いのです。
アルコール依存症やDVなどの、明らかに問題のある親以外に、「子どものために」生きている親に、実は問題があったりします。
親と子が癒着しやすい日本には、多いパターンと言えるでしょう。
自分のことは、なかなかわかりません。
物語に入りこむことで、抵抗なく実感することができるのです。
たとえ読み終わって何も変わらないように見えても、物語はあなたの潜在意識へ入りこんでいます。
どうか、何度も読み返してみてください。
潜在意識へ何度もアプローチされることで、いつしかその奥の超意識へと染みていきます。
3年前に読んだ本が、「今になって、また違った意味で心を動かした」
こんなこと、ありませんでしたか?
物語には、そういう力があります。
物語は、「フコウヘイだっ!」
著者が別ペンネーム(浅見理恵)で書いた、第10回 日本児童文芸家協会「創作コンクール」高学年部門(現在、創作コンクールつばさ賞)優秀賞(第1席)受賞作。
3年前に母親に出て行かれてしまった少年の、再生物語です。
以前、冊子で発売された時の、ご感想です。
「児童文学と思って読みましたが、あっというまに引き込まれました。
真のお母さんの話が出てきた時には、ざわざわしました。
耕平や真たちが話しているのを読んでいるうちに、「ああ、私も我慢してきたんだ」
と気がつきました。
お母さんに認められたかったんだ。
そう思った時、涙があふれました。
忘れられない1冊になりました。
主人公は子どもですが、なにかわからないけれど辛い、という大人に読んで欲しいです」
《目次》
まえがき
◆自分だけ不運だ、というあなたへ……
Ⅰ 物語セラピーとは
1,物語セラピーとは
2,なぜ自分だけ不運だと思ってしまうのか
Ⅱ フコウヘイだっ!
創作コンクール翼賞優秀賞
あとがき
《著者プロフィール》
山崎理恵(やまざきりえ)
1963年生まれ。
22歳で学習塾を立ち上げる。
その後、12年の学習塾経営、本やSNSの発信、ビジネスコンサルティング、心理カウンセリング、講座、プログラムなどで、30,000人を変える。
作家(浅見理恵・山崎理恵)
日本児童文芸家協会評議員を6年務める。
WORDS c. Life Change アカデミー学長
WORDS c. 出版 代表&編集長
【ラジオ「学長&作家 山崎理恵の夢をかなえる言葉の羅針盤」】
iPhoneから。⇒ goo.gl/rltJHV
アンドロイドから。⇒ goo.gl/CXNkCQ
リンクでいけない方は、ポッドキャストで、「山崎理恵」で検索。
【山崎理恵オフィシャルサイト「言葉の羅針盤」】
http://mi-rie.com/
人生の悩み、ビジネスの悩み解決方法
《他の著書》
『物語セラピー いつも人の顔色をうかがって辛いあなたへ ねこたちのいる家』(山崎理恵)
『サティン・ローブ』(ペンネーム 浅見理恵 長編ファンタジー、岩崎書店)
https://goo.gl/rGkIBA
その他、浅見理恵で共著多数、雑誌掲載多数
《まえがき》
◆自分だけ不運だ、というあなたへ……
この本を手にとっていただいて、ありがとうございます。
このタイトルの本を手にとってくださったあなたは、世の中は不公平で、自分だけ不運だ
と、不満に思う毎日を、送っていらっしゃるのではないでしょうか。
他の人は、なんだかスイスイうまくいっている。
なのに自分は、うまくいかないことばかり。
そんなふうに思ってしまうことって、ありますよね?
わかります。
私も、そう思ったことが、何度もあります。
頑張ってるのに、その頑張りが報われないことも、たくさんあります。
友達のあの子は、恵まれている。
姉妹は、恵まれている。
同僚は、実力もないのに認められている。
隣のママ友は、お金もあって、旦那さんと仲良くて幸せそう。
どうして私ばっかり、ワリをくってるの?
実際、世の中は平等じゃありません。
頑張りが正当に認められないなんてことは、よくあることです。
そんな時、
「あ~あ、嫌になっちゃう」
という気持ちを、受けいれてあげることは大切です。
けれど、いつまでもそう思っていても、毎日はつまらないですよね。
グチばかり言っていても、発展しないですよね。
自分だけ不運だ、そう思ってグチばかり言っていたあなたが、
この物語を読むことで、けっこうみんなそれぞれ大変なんだな、という事実に気づいて、不運だろうがなんだろうが、今いるこの場所から、やっていくしかないんだなと、思えるようになれば、幸いです。
ぜひ、最後までお読みくださり、「あとがき」でまたお会いしましょう。
《1,物語セラピーとは》
1,物語セラピーとは
物語セラピーとは、物語を読むことで、主人公になって、悲しみや喜び、怒りを感じ、考え、体感することで、あなたの心を癒やしていくセラピーです。
心理学やカウンセリングの本を読んで、
「ああ、そうか」とわかることと、体感として自分で「気づく」ことは、まるで違います。
心理学の本をたくさん読み、セミナーにたくさん通い、それでも、なかなか変わらない。
そんな方が、たくさんいらっしゃいます。
カウンセラーの資格が氾濫していることで、カウンセラーにかえって傷つけられてしまう方も増えています。
物語セラピーは、空いた時間に、ただ物語を読むだけです。
ただそれだけですが、大きな浄化をもたらします。
これまで私は、12年の学習塾経営で、小学五年生から高校三年生、社会人に勉強を教え、導くなかで、どうやったら子ども達が伸びるのかを、研究してきました。
その後、大人へのビジネスコンサルティング、心理カウンセリングの継続コースで、どうやったら人が伸びていくのかを、研究していきました。
同時に、本の出版やSNSの発信で、人をどう導いていくのかを、研究してきました。
合計3万人を変えてきて、実感していることがあります。
表面的な意識を変えていくだけでは、人はほとんど変わりません。
人が自覚できる意識は、意識全体の5~10パーセントにすぎないからです。
日頃、意識していない潜在意識(無意識)から変えていかなければ、人は変わらないのです。
と同時に、フタをしていた感情を浮き上がらせ、感じきることが大切です。
表面的な頭の理解ではなく、臨場感たっぷりに、五感で味わっていくこと、そのなかで、自ら気づいていくことが大切なのです。
さらには、潜在意識(無意識)より深い層にある、超意識(集合的無意識)にアプローチすることができれば、人は深いところから変わります。
*超意識(集合的無意識)……人類が共通して持っている意識で、潜在意識の下で、皆つながっていると言われています。
神の意識とも呼ばれます。
心理学の本やセミナーでは、表面的な意識にアプローチしていくもの、とお考えください。
対して、物語セラピーでは、ふだん意識しない、潜在意識(無意識)、さらには超意識にアプローチしていきます。
その結果、ふつうのセラピーでは得られない変化を得ることができるのです。