親父に対するニュアンス
★★★★☆
性格はうちの親父とは違うんだけど、
親父としてのニュアンスがこんな感じなんだよな。
あの、わかりにくさ。つかめなさ。
親父のわかりにくさを照らし合わせながら、下手なりに愛されていたのかなとしみじみしました。
愛情表現が苦手、というのが一番の共通点か。どの親父もそうなのかな。私は将来、上手に子と奥さんを愛したいです。
そんなことを読みながら思うくらいほんわか読めます。さくらももこのエッセーのような空気感です。
大事なことを言葉に出来ないお父さんという男
★★★★☆
「お父さん」ではなく、「オトーさん」って言い方にしてる微妙な違いが、数々のエピソードにも出ているので共感したり納得してしまう。
『お母さんという女 (知恵の森文庫)』は、お母さんに感謝したくなる本だったのに対しこの『オトーさんという男』は、大事なことを言葉に出来ないお父さんの愛すべき姿がちりばめられている。
頑張っているけど、感情表現が巧くないお父さんの家庭での姿に、そんなお父さんが好きだよって娘として思っていても口になど出来ない微妙な視線もなかなかいい味になっている。
久々にほのぼのしたな〜
★★★★☆
自分の子供の頃のお父さん達って、
親戚、友人、近所を見渡してみても、
不器用で口下手で、『こんな感じだったよな〜』
と、懐かしく思い出に浸りつつ、読み終えた。
今回初めて益田さんの本を読んでみて、たいへん気に入り、
『お母さんという女』も購入してみましたが、
こちらも展開がほのぼの調なので、
途中でちょっと飽きてしまって…(笑)
最近まで気がつきませんでしたが、
こういうマンガたくさん出ていて、
けっこう面白いですね。
オトーさんは扱いにくい
★★★★★
オトーさんって、結局のことろ、女の私にとっては異性だから、あうんの呼吸ではわからないところが多い。
最近はオトーさんも年取ってきたから、やさしくしなきゃと思って、ますますどうすればいいかわからなくなる。
そんな微妙なスタンスのとり方に、同感するところが多かった。
最後の締めは、なんだかんだいっても、オトーさんのことを尊敬しているんだなと感じて、ほろっときた。
うーん。
★★★☆☆
内容としてはいつも通りの益田さんののんびり漫画&エッセイ
なんだけど、なんだろう・・
「お母さんという女」ではけっこう癒されたり
ホロッとくるところがあったのにこちらでは
共感できるところがほとんどない。
この作品の中のちょっと横暴な「オトーさん」に
若干引いてしまったからかもしれない(笑)
あと「オトーさん」って表記の仕方も
好きじゃない・・・。