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「論語」に帰ろう (平凡社新書)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 平凡社
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論語解釈をしながら孔子の思想を知ることができる本 ★★★★☆
 古典的時代から現代まで織り交ぜた解釈は、論語徒然草といった感じです。
「男の論語」(童門冬二著)を思わせます。
論語の解釈だけではなく、孔子の思想や生涯なども紹介されていて、総合的に書かれています。
堅苦しくなってはいませんから入門にも適していると思います。
興味さえあれば誰でも読みこなせる内容だと思いました。

孔子の言いたかったこと。 ★★★★★
孔子は何を言いたかったのか。
正直なところ、短いエピソードがばらばらと並んでいる
『論語』を、頭から読んでみても、わからなかった。
というより、途中で投げてしまった。

この『「論語」に帰ろう』を読んで、
なんで、わからなかったか、がよくわかった。
どこに何があるかもわからない見知らぬ町を、
地図を持たずに散策しようとしていたからなのだ。

守屋氏の押す読み方のツボは、
「仁」「恕」「知」「勇」などの言葉。
『論語』のなかに、ばらばらと散っているこれらの言葉を、
少し整理するだけで、孔子の言いたいことが見えてくる、
というけれど、見えてきた(と思う)。

大間のマグロも、そのままでは食卓には出せないけど、
しかるべき人にさばいてもらえば、旨いマグロになる。
そんな、鮮やかな包丁さばきが味わえる。

そして、『こども論語塾』が流行っているけれど、
この本は『おとな論語塾』だ。