文庫化は喜ばしいが
★★★★☆
「ル・クレジオ作品初の文庫化! 」って、集英社文庫や河出文庫から出ているル・クレジオ作品は、どうなるの?
正確に言えば、ル・クレジオのエッセイで初の文庫化、なのではあるまいか。
揚げ足を取るようで申し訳ないが、紹介文くらいは、まともに書けないものか。
・・・と、書いたら、上掲の「内容紹介」文末にあった「ル・クレジオ作品初の文庫化! 」の一文が削除された。
「参考にならない」ばかりをクリックされるのは致し方ないが、揚げ足取りでも、してみるものだなぁと思う。
私が本書をハードカバーで読んだのは約20年前。そんな昔の感想をいまさら書いても「参考にならない」のは同じであろう。
文庫化を機に、若い新しい読者が増える事を期待したい。