「天空書」への道: 百年後も残る樹々のメッセージ
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本書の中でも触れていますが、「天空書」を創り上げていく素材は多種の樹々を用います。
中でも屋久杉は国の天然記念物指定で、年々希少価値を高めている素材でもあり、屋久島でも保護のための寄付を呼びかけています。
私は「天空書」の個展開催の度に、もったいなくて捨てられなかった屋久杉の端材を「はしっこちゃん」と名付け、磨いて販売しております。
その一部は毎回「屋久島環境文化財団」に寄付させていただいております。
この電子書籍「天空書への道」は、独自の世界観を放つ、オリジナル「天空書」がどういう経過で誕生したかを、折り折りの写真も挟みながらご紹介している書籍です。
そこには個人的な苦難の体験も添えてありますが、それもお役立ちの一助になればとの思いで書きました。
へえー!こんな世界もあるんだねと目からウロコを落としていただけると嬉しい限りです。
現在66歳の私が、使命を見いだし、後悔しない価値ある人生を歩むため、理想に向かって進んでいる姿を赤裸々につづりました。
66歳はまだあきらめる年齢ではないと示したかったのです。
そこに気づいてくださる方が一人でも多く増えていくのを願っております。
著者プロフィール
山本 光子(やまもと みつこ)
書道の雅号 山本 春光(しゅんこう)
「天空書」創始者 書道作家
夢(目標)をカタチ(天空書)にして飾り、夢を追い続ける方々のお手伝い。
純粋書道においては、各種師範の資格取得。
「臨書展」「全日展」「インテリアの書展」など各展覧会にて複数回受賞。
独自創作の「あ~と書個展」は国内、ニューヨークで個展開催。
素材を「木」に限定して「天空書」となってからも、国内外(2015年にはハワイカハラホテル)で個展開催。
スペシャリストで在りたいとの思いは若い頃よりずっと持ち合わせ、四十歳から始めた書道で、内面から湧き上がる「こう表現してみたい!」との感情を大切に試行錯誤を繰り返す。
日本語、漢字が持つ意味とカタチを春光流に、樹木が持つ宇宙のエネルギーを助けとして表現する「天空書」を考案。
「天空書」をご覧いただく方々、ご依頼、ご購入いただいた方々からは勇気が湧いて来る、温かさに包まれている、毎日観ることで励みになる、などのご感想が寄せられている。
このように人の役に立っていることを幸せに感じている。
自分の思いや目標を言葉にしてビジュアルとして飾ることで、より一層そこに近づけるものだと信じている。