2010年の今聴いてみてもなかなかいいです。ただ『リヴ・フォーエヴァー』などでリアルにオアシスに打ちのめされた世代が聴くと『金返せ!』かもしれませんね。

そうでない自分は良質のロックとして聴いています。冒頭の『バグ・イット・アップ』から気持よく体験しています。

同じ2008年のアルバムでも例えば『チャイニーズ・デモクラシー』なぞより100倍よい、と思います。

前作「Don't Believe The Truth」でリアム、ゲム、アンディのソングライティングが完全に花開き、そのおかげか大量の曲が録りっぱなしのまま未完成の状態で残った。

このアルバムはそのマテリアルを引き継ぎつつ、新たに作られた曲で構成されている。

前作が比較的メロディアスな内容だったのに対し、今作ではグルーヴに重点を置いた作品。
それ故に発売当時はシンガロングな楽曲がないことや、後半の失速具合が批判されたりした。


個人的には、このアルバムは次のステップへの飛躍の重要な準備段階で、この次の一手がとても楽しみだと思っていた。


が、しかし。このアルバム発売後のツアー中に兄弟喧嘩勃発、そしてそのままオアシスは解散してしまい、オアシス次の一手は見られなくなってしまった。

残念…。

結構いいと思うよ
みんなはモーニング・グローリー
以降はいまいちと言う人がいるが
そんなことはない
oasisに期待し過ぎだ
時代と、共に音楽や色んな物が
変わるのは当たり前、
どんどん今までなかったような
曲を作って欲しいね

一度聴いてみて、そんなに
悪くないよ…
御託はそれから

ノエルが脱退を表明してリアムが解散を宣言した英国ロックバンドoasisの現時点での最後のアルバム・・・
って、このアルバム買った時は夢にも思わなんだ！

１曲目から４曲目までは一気に駆け抜ける感じ。
ノエルの曲にリアムの声も応えているかのような相乗効果をもたらしてます。
このアルバムはリアムやゲムやアンディの曲も入っています。
なのである意味今までのアルバムよりは聞き応えがあるというか、色々な味があるキャンディの缶みたい。
私の勝手な感想は、ノエルの作る楽曲はドラマチックな展開が多いので気合い入って聞いてしまうのでその日の体調によっては疲れるときがありますが（大袈裟な表現でごめんなさい）、その点このアルバムは後半はかなりユル系なので楽に聞けます（汗）

しかし、暴れん坊リアムは曲づくりになるとすっかりそのキャラを潜めたような繊細な面を出してきますね〜！

これからどうなってくのかわかりませんが、それぞれのソロ活動にも興味があります。

「The Masterplan」と並んで最も好きな作品。

最近のOasisのアルバムは、いい曲が1、2曲だけという印象だったけど、
今回は「Beg It up」「The Shock Of The Lightning」「Falling Down」など
佳曲が多い。

今、ノエルの脱退で騒がれているけど、すぐ復帰するでしょう。