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論理的思考の技法〈2〉三段論法と誤謬

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 法学書院
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:鈴木美佐子/著 出版社名:法学書院 発行年月:2008年11月 関連キーワード:ロンリテキ シコウ ノ ギホウ 2 サンダン ロンポウ ト ゴビユウ ろんりてき しこう の ぎほう 2 さんだん ろんぽう と ごびゆう、 ホウガク シヨイン ホウガクシヨイン 7702 ほうがく しよいん ほうがくしよいん 7702、 ホウガク シヨイン ホウガクシヨイン 7702 ほうがく しよいん ほうがくしよいん 7702 「○○について論じなさい」と言われたら、あなたはどうしますか?書かれたものを読み、理解し、議論し、説得するなどのさまざまな場面で、「論理的に考える」を鍛えるためにおすすめの一冊。レポートを書く学生や一般の人にも役立つ。 第1章 もう一度論証を考える(論じる論証論証図論証の評価)第2章 三段論法(「三段論法」とは?定言三段論法三段論法の妥当性三段論法に見られる誤りさまざまな三段論法ディレンマを反駁する)第3章 
よい本なんだけど ★★★★☆
どなたかもおっしゃられているように
「太陽が西から昇る」のはバカボンの世界だけ
論理的に正しいなら 命題の中身は問わない ということか?
と混乱させられる
こういう小難しいことを述べている本なのだから
校正には力を注いでいただきたい
学問的かつ実用的な内容 ★★★★★
論理的思考のための本としては、ガチガチの論理学の本か、文章教室のように比較的長い文章を読ませるタイプの本をよく目にするが、この本は、受験雑誌に連載されたものの続編(?)であるため、たぶん司法試験の適性試験に的を絞っている。
著者の勤務校の法科大学院のHPでは講義風景を視聴できるようである(期間は不明)。
本には数学めいた記号は出てこないし、長い文章を読ませて批評するようなこともしない。
日常でありがちな3,4行の文章から骨格となる部分を取り出し、それを論理学の知識と照らし合わせることで、「論理的思考の技法」を伝えようとしている。
この本を読むと、日々書いたり話したりしている内容が、いかに非論理的かを痛感する。
リアル書店ならばビジネス書のコーナーに置かれてもよい内容だと思う。
特に、部下に指示を出す管理職には是非読んでもらいたい。
節を区切って短い章立てにしているので、細切れ時間にも読みやすく、また、飽きない。

前提が間違っている文章の例示ではないかという気がしなくもないが、著者が勘違いしているのか、単なる誤植なのか謎である部分がある。
「毎日太陽は西から昇っている。
ゆえに、太陽は西から昇る。
これは疑念をさしはさむ余地のない推論のように見える。しかし、やはり帰納的推論であり、飛躍がある。今までずっと太陽が西から昇っているからといって、今後ずっと西から昇るとはいえない。」(P101)
太陽が西から昇るのは、バカボンの歌である。
議論の「肝(きも)」 ★★★★★
相手の主張がオカシイこと(論点のすり替えがある等)には気が付いているのだが、では「どこがオカシイのか?」の疑問にスパッと答えられず、歯がゆい思いをしたことはないでしょうか。哀しいかな、私はある(「それはアナタの脳のレスポンスの問題でしょ」と言われれば一言もないが・・・)。

論理学の教科書では、記号論理学あたりから読む気がうせてきますが、本書はそういった「敷居の高さ」はありません(前著作の後半では記号が採り上げられています)。しかし、内容は基本的なところから比較的高難度のテーマまで、丁寧に記述されています。
小難しい理論をダラダラ説明するのではなく、例題・例示の多用が「ナルホド」までの到達時間短縮に奏功しています。

第2章・第6節「ディレンマを反駁する」や、第4章「誤謬」など、個人的に多くの示唆を与えられました。

見事に切り返して「相手をやりこめる」ためではなく、自論を自信を持って正確に相手に伝える手段として、本書を活かせればと思います。

なお、「QならばR」、「PならばQ」、「ゆえに、PならばR」は標準的な形の仮言三段論法ですが、もし結論が「RでないならPでない」の場合、真偽はどうなるでしょう(本書P77〜)。悩ましいようにも思えますが、「対偶」の知識があれば一発です。「逆」「裏」「対偶」については本書でも少し触れられていますが、前著作第2章・第2節に詳しいです。