私は、エネルギー療法を使った整体師です。まさに、この本で書かれている通り、筋肉の硬結、強いコリを弛緩させることによりお客様の腰痛や肩痛などが治ります。ストレッチや自己治療した程度なかなかよくならない。しかし、エネルギーで体中の深いコリを弛緩させることで皆さん元気になられています。２０年来、１０年来のこりが抜けた、楽になった、という例はたくさんあります。本来は医師がもっとこのような治療を推進すべきとは思いますが、それがなされていないので我々のような癒しサービス業者がひっそりと世の中に貢献しているのが実情。今後しばらくは代替医療として発展していくと思います。西洋医学の不得意分野です。これは世界的な流れで、日本はむしろ遅れています。イギリスなどではエネルギー療法が病院内で保険を使って受けられます。この本ではあまり触れていませんが、エネルギー系の癒しにより筋肉の過緊張が抜け弛緩する。血流がよくなる。腰痛などが治る。健康になる。温泉療養が体全体をほぐす癒しとすれば、エネルギー系の施術は、ピンポイントでこりの箇所を弛緩させるレーザーのような癒しが可能です。単なる指圧、マッサージを超えるものがあるということをご理解していただきたいです。腰痛などの原理についてはこの本を読めばかなりわかると思います。だからシップや電気をあてるだけの整形外科、接骨院では痛みがなかなか治らなかったんだ、ということも理解できると思います。

私は20年以上腰痛に苦しんだ経験のある患者です。
現時点ではほぼ完治している状態ですが、まだ原因除去には至っておりません。
腰痛は構造的な問題を無視して直すことはできません。

医学におけるパラダイムシフトがおこるか？と期待しましたが内容を読んだら幻滅しました。
著者は腰痛のなんたるかも知らず（知ろうともせず）やみくもに麻酔を打ちまくり、
腰痛患者を人体実験台にしているとしか思えません。
麻酔打ちまくりによる副作用はないのかも疑問です。
「腰痛が治る」のは原因の究明とその検証、および原因除去方法の確立が必須です。
本書の内容は極論ですが、「腰痛はモルヒネ注射で治る」と言っているようなものと思います。

唯一、「手術の無効性」を医師として宣言したことは評価できます。

加茂先生の御説に得心して一筋の光が射してきた気がいたします。つきましては６月１６日から１９日まで遠路はるばる治療してもらう為、石川県の小松まで行く事にしています。

　腰痛、特に慢性化してしまった症状を改善させる
ために大きなきっかけを作ってくれる1冊です。

　本書がすごいのは、ヘルニアや骨の異常ではなく、
もっと筋肉に目を向けろ、そして、診断名が正しい
という思い込み(バカの壁?)を無くして、脳の誤解を
解消し、痛みを改善させるための認知を促進させて
くれるところにあるかと思います。
　本書と「腰痛は脳の勘違いだった」はセットで
読まれると、とても理解が深まり、腰痛で苦しむ
人には、きっと何かヒントになるかと思います。

　慢性の腰痛は、心身症との関係でTMS理論の
「腰痛は怒りである」などが参考になるかと思い
ますが、心と脳の関係に着目し、それでも上手く
改善しない場合には、本書で紹介されている身体
(ずばり筋肉や筋膜)と脳の関係の関係に取り組ま
れることをおすすめします。結局は、脳と心と身体
のバランスや関係を整えないと、根本解決には
ならないであろうから。

　常識や権威にだまされず、自分の身体と頭で考え
ることの大切さを教えてくれる一冊かと思います。
手術などの侵襲性の高い選択をする前に、まず本書
を読んでみることです。

　良書です。
　ああそうだった忘れてた…学生時代に習った筈なのに、日々目の前の業務に忙殺されるうちに、私もまた間違った“痛みシステム”を自分勝手に頭の中に構築してしまっていた一人であることに気付かされました。この本は一般の患者様に向けて書かれていますが、私としては同業者の方に是非一読をお薦めしたいと思います。
　骨や軟骨や腱の歪みを正す、という点で整形外科の先生方は現状でも立派な治療をされていると思います。少なくとも私は、現在の整形外科学が無価値だとは全く思いません。ただこの本をお読みになって“そうかこんな考え方もあるか”と思われれば、より柔軟に広範囲に“癒せる”フィールドは広がると思うのです。
　加茂先生は、目新しいことは言われていません。斬新な理論を主張されているのではありません。臨床医に向かって「オイ！何か大事なこと忘れてないか？」と、筋と神経の知覚伝達の基礎の基礎を思い出せと警鐘を鳴らしておられるのです。シナプス・跳躍伝導・ブラジキニン…ああそういえば昔…と思い出したら、この本と共に医学部時代の生理学の教科書（私は「標準生理学」でした）を読み返してみませんか？私は加茂先生に盲点を突かれて、胸やら何やら痛くなりました。