【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:あさのあつこ/〔著〕 出版社名:角川書店 発売所名:角川グループパブリッシング(発売) シリーズ名:角川文庫 あ42-8 発行年月:2009年01月 関連キーワード:ラスト イニング カドカワ ブンコ ア-42-8 らすと いにんぐ かどかわ ぶんこ あ-42-8、 カドカワシヨテン カドカワグル-プパフ 0946 かどかわしよてん かどかわぐる-ぷぱふ 0946、 カドカワシヨテン カドカワグル-プパフ 0946 かどかわしよてん かどかわぐる-ぷぱふ 0946 新田東中と横手二中。運命の再試合の結末も語られた、ファン待望の一冊、ついに文庫化!高校生になって野球を辞めた瑞垣。巧との対決を決意し、推薦入学を辞退した門脇。野球を通じ日々あえぎながらも力強く変化してゆく少年たちの姿を描いた「ラスト・イニング」他、「空との約束」「炎陽の彼方から」を収録。永遠のベストセラー『バッテリー』を、シリーズ屈指の人気キャラクター・瑞
素晴らしいけど、バッテリーを読んでないと。。。
★★★★☆
バッテリー (角川文庫)フアンとしては、待望かつ必読のシリーズ異聞と言えるでしょう。巧はモチロンのこと、バッテリーの主要登場人物、あるいは出来事を様々な角度から、描きます。
関係した子供たちのその後の人生。その過程における彼らの様々な思い。。。
名作バッテリー (角川文庫)が、また別の輝きを放つ。
そんな良作です。
ただし、☆は4つです。なぜなら、本作品は独立では、その魅力が伝わらないと思うからです。
あくまでも、バッテリーがあってこそ。バッテリーを読んでいなかったり、バッテリーを今ひとつと思った方には薦められないと思うからです。
私としては、ぜひバッテリーを読まれ、本作に手を伸ばして欲しいと思うのです。
すっきり。
★★★★☆
バッテリーの終わり方。
あれはあれで小説としてありだとは、思うけどやっぱり「ええええ??おわりいいい?」と悶えた読者は多かったと思う。
私のその一人。
本作で、すっきりさせてもらいました。
瑞樹は好きなんだけど、こんな中学生はいないよなぁと感じてしまう(笑)。
天才と、その周りの人間という描かれ方はとても鮮やかだ。
この厳しいテーマを読んで子どもたちはどのように感じるのか聞いてみたい。
あっけないおわりかも・・・
★★★☆☆
嫌いなんだけど、ついつい見ちゃう
そういうもの、ありませんか
芸能人だったり、テレビだったり、色々思い当たる人もいると思います
私にとって、嫌いなのにみちゃう、はこのバッテリーシリーズです
出てくる人間が基本的に全員嫌いです 笑
青波も巧も、鈍感な門脇も、能ある鷹はなんとやらをきどっている瑞垣も、みんな嫌いです 笑
でも、見ちゃいます
何かを頑張っている人って、魅力的なんです
むかつくけど、魅力的な人々
それを上手にあさのさんはえがいていると感じます
ただ、微妙にリアリティにかけるよな
そして、やっぱり「え、これで終わり?」と思いました
つづきでるんかな?
さらなる飛躍。
★★★★☆
『バッテリー』最終巻の、
その後の話。
あの作品では描かれなかった、
新田東と、横手二中のラストゲーム。
プレイボールで小説は終わっていた。
そのことが、ものすごく不満で、
消化不良に終わっていた。
この作品では、
その不満が見事に解消されている。
しかも、
その先にある、
限られたレベルの人間しか到達しえない、
孤独感、世界観、欲求・・・
スポーツの世界にどっぷりつかった小説として、
読み応えがありました。
『バッテリー』では、癖のあるわき役だった瑞垣が主人公。
彼独特のシニカルな視点が、
時に年齢不詳にさせるが、
それが、作者の書きたかったものなのだろう。
時々、中学時代より幼く思えてしまうが、
それもまた、成長のあかし(?)なのかもしれない。
そう思うと、
さらに続きを読んでみたいと思う。
それぞれの青春
★★★★☆
名作児童小説『バッテリー』の
続編・・・というべきか
スピンオフというべきか・・・。
『バッテリー』では描かれなかった
新田東と横手二中の試合とその後のことが
横手二中の瑞垣の目線で描かれています。
ちょっとひねくれてるかもしれないけど
瑞垣くんってなかなかの人物だと思うのよね。
とても、高校1年生とは思えない(笑)。
そういう意味では新田東のキャプテン・海音寺くんもそうなんだけど。
新田東のバッテリーから離れたところにも
それぞれの青春があるのね〜・・・
なんて、しみじみ思ったりしています。
物語が終わっても、若い彼らには
彼らの人生が、青春が
まだまだ続いてるってことなんだと思います。