誘拐×核シェルター×自主制作映画

―気がついた時には俺たちは人違いで誘拐されていた―

小説家志望のフリーター、新賀ナオヤ。再会した同級生の真木マコトは検察官になっていた。
二人は赴いたレストランで覆面の男たちにいきなり誘拐されてしまう。
連れ去られた先は核シェルター。しかも自主制作の映画が放映されて――
いったい何のための誘拐なのか？　二人は核シェルターから脱出できるのか？
地方都市Ｈ市を舞台にしたライトミステリー・サスペンス風味のノンストップ短編。

※本作はよしもと原作開発プロジェクト応募作で、著者の他の本よりも分量が少なめ（約24,000文字）になっております。