広島魔術都市 Black Magic City Murders
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"魔術とは、文字、数字、図形をもってして人の意識に働きかけ、世界を改変しようとする意思である"
―「凶器はこれだな」
男が手袋をはめた手で大学ノートを取り上げた―
バチカンショック――七年前、突如として人々は魔術の存在を確信した。
一躍、魔術都市として興隆した広島市を舞台に、
広島の錬金術師、魔女と呼ばれる弁護士のコウサカ、
ジュツ係の刑事のアンドウと新人のミナミ、
空間魔術師のサダミツ、いわくあげな女性のカミタニ、
そして、謎の男ホセ…
呪いによる殺人事件の公判を皮切りに新たな事件が巻き起こる――
ファンタジー・リーガルサスペンス・ミステリーここに開幕。
【目次】
プロローグ
第Ⅰ章 法廷~魔術による殺人~
第Ⅱ章 死体の消失
第Ⅲ章 出現する死体、消える魔術師
第Ⅳ章 再び法廷
第Ⅴ章 真夜中の法律事務所
エピローグ
あとがき
約44,500文字、文庫本換算で115頁程度の中編です。
2018/6/25 第2版 第Ⅰ章冒頭にワンシーン追加しました。
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