料理通信 2017年7月号 (2017-06-06) [雑誌]
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もっと少なく、もっと豊かに。
52人の「一汁一菜」レシピ&ヒント集
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<巻頭特集>
私の、一汁一菜
安価にすぐ食べられるものが世の中に溢れ、選ばなければ食べることに困らない時代、
「一汁一菜」というミニマムな食事のスタイルが反響を呼んでいます。
食べることは大切とわかっていても、忙しくて料理する時間がない。
そう思っていた私たちに、一汁一菜は「それなら出来るかも」という勇気と
「食べること」の主導権を自分の手の内に取り戻すきっかけを与えてくれました。
「一汁一菜で何を食べるか」は、自分にとって本当に必要な食は何か?
自分は何を食べて生きていくのか? を問うことでもあります。
そこで、みんなの一汁一菜を聞いてみることにしました。
暮らしのリズムを整える日々の食事のやりくりの工夫、良く食べる=良く生きるの実践まで。
52人の知恵とレシピと生き方が詰まった1冊です。
■私の一汁一菜
・原研哉(デザイナー)
・八木保(デザイナー)
・井上荒野(作家)
・内田樹(武道家、思想家)
・青木良太(陶芸家)
■10人10色の一汁一菜
・「eatrip」野村友里
普段のご飯で気分が上がる一汁一菜
・料理家 渡辺有子
身体が求めて辿りついた一汁一菜
・料理人 船越雅代
定住しない料理人の一汁一菜
・元「シェ・パニース」料理長 ジェローム・ワーグ
自分を形づくる原点の一汁一菜
・「BEARD」原田慎一郎
日本のランドスケープが見える一汁一菜
・「七草」前沢リカ
野菜の手くずで、始末の一汁一菜(店編)
「あと一歩」の仕込みで自在に一汁一菜(家編)
・「アヒルストア」齊藤輝彦
“そこにあるもの”で作る即興の一汁一菜
・出張料理人 岸本恵理子
一つの素材をとことん味わうイタリア的一汁一菜
・「按田餃子」按田優子
自炊のプレッシャーとは無縁の一汁一菜
・「青家」青山有紀
身体を整える初夏の一汁一菜
■34人に聞いた「私の一汁一菜」スナップ
「金井醸造場」金井一郎・祐子
「農楽蔵」佐々木賢・佳津子
「グレープ・リパブリック」藤巻一臣
「ヌキテパ」田辺年男
「レフェルヴェソンス」生江史伸
「HAJIME」米田肇
「アル・ケッチァーノ」奥田政行
「職人館」北沢正和
「Salmon&Trout」森枝幹
「[さだ吉鎹]」三浦俊幸
「クリスチアノ」佐藤幸二
「シニフィアン シニフィエ」志賀勝栄
フードディレクター 浅本充
「365日」杉窪章匡
「PATH」後藤祐一
「BEAR POND ESPRESSO」田中勝幸
「パドラーズコーヒー」松島大介
「蕪木」蕪木裕介
「_Nem_Coffee&Espresso」渡邊章代
「organ」紺野真
「Winestand Waltz」大山恭弘
「アルル」「ヨヨナム」ヤマモトタロヲ
「sansa」橋本一彦
「にほん酒や」高谷謙一
ローカルプロジェクトデザイナー/酒匠 ジャスティン・ポッツ
「さいめ」嶋田寛元
「wagashi asobi」浅野理生
「THE WINE STORE」横川かおり
「セドリック・カサノヴァ」勅使河原加奈子
「LA TETEDANS LES OLIVES」セドリック・カサノヴァ
「青果 ミコト屋」鈴木鉄平
「スタジオ木瓜」日野明子
「日日 冬夏」奥村文絵
「リビルディングセンタージャパン」東野華南子
■『みをつくし料理帖』に学ぶ、一汁一菜のこころ
インタビュー:高田郁
東京・銀座「馳走 そっ啄」
■世界の一汁一菜
・ロシアの一汁一菜/料理家 荻野恭子
・中国の一汁一菜/「新宿 古月」前田克紀
・ポルトガルの一汁一菜/ポルトガル料理研究家 馬田草織
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【第2特集】
食のプロを刺激するディープ酒場の“プレゼン”力
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長く続く酒場を見ていると、
さり気なくもいろいろなところにきらりと光るプレゼン力があるのを感じます。
「メニュー」、「盛り付け」、「接客」、「酒の提供スタイル」……。
現代の酒場を担う食のプロたちは、そんなディープ酒場に折に触れ通い、
彼らならではの鋭い視点で観察し、仕事の肥やしにしています。
酒場詣でをライフワークにしている3人の食のプロが
ディープ酒場のプレゼン力について、熱くディスカッション。
さらに酒場で受けた刺激を自身の仕事に昇華させたつまみレシピも大公開します。
■Part1)ディープ酒場会談 2017年夏
「ロックフィッシュ」間口一就
料理家 平野由希子
「アヒルストア」齊藤輝彦
■Part2)酒場インスパイア系レシピ大公開!
・きつねのカレーカナッペ
・古漬けサンド
・レンズ豆とパスタの煮込み
・カツオの塩タタキ
・アジフライ
・やきそば
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【TOPIC】
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食のバリアフリープロジェクト
【第1回】元気なヴィーガン。
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【連載】
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■表紙のレシピ
■【新連載】真似したくなる台所
――八須ナンシー
■【新連載】日常に使いたい日本の器と道具
――朱汁椀
■【新連載】素晴らしき日本の発酵文化
――麹 「小泉麹屋」
■World Topics
──Oslo, Paris, Point Judeith, Roma, Barcelona, Hong Kong, Sydney
■クリエイション魂
――岸田周三/フランス料理人
■【新連載】生涯現役
――関口一郎「カフェ・ド・ランブル」
■【新連載】料理上手と呼ばれたい……。
──「ジャンボマッシュルームのグラタン」ピルエット
■何でもテイスティング講座
――「もずく」
■食のプロを刺激する店
── 「アレクサンダーズ・ステーキハウス」
■新米オーナーズストーリー
──「ペタンク」
■食の世界の美しき仕事人たち
──重田有香(モンゴルチーズ生産者)
■未来に届けたい日本の食材
──「自家製粉の麺」
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■月と星から学ぶ食の占星学
■次号予告・編集後記
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