この本は、会計事務所を指導するほどにめっぽう数字に強い経営コンサルタント櫻井道裕が、「ひとりでも多くの読者に正しい会社数字の見方・使い方を理解してもらいたい」との強い思いから超廉価での電子出版に踏み切った第１弾です。

櫻井道裕はこれまで管理会計・財務管理分野の本を、会計書・ビジネス書の老舗である中央経済社から３冊出版しています。
また、都市銀行系シンクタンクや経営者団体主催セミナーなどに５００回以上講師として招かれ、会社数字の講義を行ってきています。

会社経営の専門家である経営コンサルタントが見ると、「えっ、本気で言っているの」と思うような経営実務を無視した会計理論がまかり通っていることがあります。
ときには、専門家も間違えています。鵜呑みにしないでください！
あなたは大丈夫ですか？あなただけが知らない、そんなことにならないために、あなたの目で、あなたの頭でちゃんと見て考えましょう。この本にはそのためのヒントがたくさんつまっています。

これまでの読者・セミナー受講者の声の例；
「櫻井先生の独自の視点に接し、まさに目から鱗が落ちる思いでした」
「自分の会計の知識がこれまでいかに形式的であったかを思い知らされました」
「経営理論に精通しているからこそわかる会計の話、さすがはベテラン経営コンサルタントの本です」

この本の目次；

１．流動比率は９９％意味のない経営指標である
　何故か未だにまかり通る大間違いの理論、そんなものにだまされず
　企業の安全性を確実に見る方法とは何か？

２．資産の金額表示はナンセンス!?
　形式的な財務分析には意味はない！貸借対照表を見るポイントは
　たった３分でわかる！

３．使えるキャッシュフロー計算書とは？
　営業キャッシュフローを分析的に見るために必要な道具、それは
　一般に言われている手法では、決してありません！
　そして、キャッシュフローのバランスを見る、必要なことはこれだけ

４．原価計算モンスター
　変動費・固定費の本当の意義を理解していないから犯すこんなにたくさん
　の誤り。マニアックなひとりよがりの原価計算が業績の足を引っ張っている。
　まさかあなたは「限界利益率」で優先順位を決定していませんか？

５．粗利益率が高いほど高収益事業か？
　損益計算書構造の違いは戦略の違い、優劣差ではないのです

６．さすがに専門家は間違わないが、うっかりすると落とし穴に落ちそうなこと
　ここを間違えたら大損です！