管理会計がわからなくて大丈夫ですか?: 30代から始める経理マンの生き残り戦略
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クラウド会計、アウトソーシング、AI、これらの一層の進展が経理マンから近い将来職を奪います。もはやそのことは確定した未来、単なる時間の問題と言えます。では経理マンはどうするべきか?そのひとつの解をこの本でお示ししています。
単なる高度な会計技術では生き残ることはできません。法律や基準を厳密に理解し適用するだけなら人間よりもコンピュータの方がはるかに良い仕事をします。
目指すべきは、経営的視点を持ち、経営者と管理者その他組織の構成員に寄り添い、企業の繁栄を強力に支援できる企業参謀です。
そのための王道(楽な道)はありません。地道に自らを磨くことでしかそれは実現しません。
しかし、効率的にこれを目指す方法はあります。
この本では、管理会計の経営的な機能をいくつかの事例を使ってお示しすると同時に、今後経理マンの皆さんがどう自らを高めるべきか、そのポイントについてコンパクトに解説しています。
目 次
プロローグ~あなたが変わらなければならない社会的背景~
経営がわからない経理屋さんに未来はない
経理担当者は浮いた存在になっていないか?
十年一日のごとく
経営の意図は何か?
管理会計とは何か?
経営を支援する管理会計
全ての基本となるCVP分析とは
セグメント会計と戦略的視点
事業の性格の違いと業績評価
意思決定と未来原価
原価と価格
事業部の業績、事業部長の業績
財務のマネジメントから戦略のマネジメントへ
経営戦略論、基本の基本
モチベーション理論と管理会計
エピローグ~経理マンの生き残り戦略~