愛聴盤。個人的には幸宏氏の最高傑作!
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最高傑作です。今だに聴いています。当時TVCFにも使われるなど、このアルバムのインパクトはそれはそれは強烈なものでした。テクノでも歌謡ロックでもない、ユキヒロ・サウンドの名盤です。彼のどこまでもやさしく穏やかで、エレガントなサウンドには感服します。「なんだこんなの、軟弱なポップソングじゃねえかよ!」という声も聞こえてきそうですが、いいんです。私は、どんなに馬鹿にされたって!このせつなさ、はかなさは言葉にならない・・・。誰になんと言われようが、この作品は永遠に最高なのですから!
透明感。
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アルバムタイトルとはうらはらに、このときの幸宏さんはかなりどん底の精神状態だったと本人がコメントされていたのを記憶している。全体の曲調も、はかなげ、寂しさ、悲しげ、不安といった感情がどこかかき立てられる。しかし、同時に透明感もすごい。ラストの「THE APRIL FOOLS」を聴くと、安らぎをいつも覚える。幸宏さんの声はいつ聴いてもいい。
やっぱり、幸宏は良い。
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高橋幸宏氏のアルバムは、20枚ほど持っているが、その中で一枚選ぶとしたら、やっぱりこのアルバムだろう。幸宏ロマンティシズムの極致を行くような、傑作である。幸宏氏のアルバムは、基本的に当たり外れがないが、一枚選ぶなら、やっぱりこれでしょう。
今の時代だからこそこういうのがひつよう
★★★★★
私はYMO時代からのゆきひろのファンだけど、彼に謝らなければならないかも。このアルバムが出た当初はまだ十六歳の子供で彼の作る詩の世界が理解できないでいた。四十を少し回った今、痛いほど、いや、悲しげに、そして、柔らかく、ある時は、楽しげに、私の心を満たし、かつ癒してもくれる。たぶん彼が持つ繊細なニュアンスの 詩はこんな混沌とした今だから必要な世界なんだろうと考える。音楽番組を持つあらゆる媒体のメディアは取り上げて若い子たちに紹介さえしない。刹那的にヒットソングだけを掛けてりゃーいいってもんぢゃーないでしょーに。偏ったつまらないばかな頭を持ったプロディューサーとDJが、多いってことなのだ。もっといろんな極を聴け! そしてありきたりなラブソングしかかけない番組ばかり作るんぢゃーない!と声を大にしていいたい。
君に薔薇薔薇
★★★★☆
前作「What Me Worry?」がかなりソリッドな印象なアルバムだったので本作を聞いた時
かなりPOP だなぁ〜と思ったもんでした。
「前兆」や「Are You Receiving Me?」 はホントに名曲です。