すごい
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5巻はいつでるのでしょう?
「本番」が気になる。
神秘と恐怖
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今まで、五十嵐大介という漫画家には何度も裏切られてきました。
それもとても良い形で。
新刊を出すたびに「天才」という幅跳びの幅を記録更新していく五十嵐大介ですが、
この怪獣の子供4巻で、もはや誰もたどり着けないところへ飛び出してしまったと言わざるを得ないでしょう。
地球は、孕んでいるのか?何を?何故?
琉花は、海は、アングラードはどうなってしまうのか?
もはや予想もつきません。
特筆すべきは、過去編になる南極での物語。
3巻の最後もいろいろな意味で恐ろしい描写でしたが
今回の南極での出来事もショッキングすぎます。
あんな光景を実際に目の当たりにしたら、頭がどうにかなること請け合いです。
漫画史に残る傑作の予感漂う一冊です。
感覚が広がります
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こんなに凄い漫画があるなんて、驚きです。作者の世界観や描写力の凄さに感動しました。
現代と古が交わり、宇宙と身体の境界線が溶けていくような、なんとも言えないスケールの大きさを感じます。
読み進んでいくうちに、どんどん世界が広がって、さらに時間すらも超えていくような感覚になりました。
次巻まであと一年(たぶん)、長いけれど、楽しみです。
海と宇宙が奏でる交響楽の調べに魅せられます
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雰囲気を湛えた絵が織り合わさり、降り積もってゆくうちに、海と宇宙が奏でる交響楽(シンフォニー)が立ち上がってくるストーリーの壮大感、その調べがいいですねぇ。鯨(クジラ)やイルカ、魚たちが群れをなして泳ぐ絵をはじめ、海が見せる様々な表情に魅せられました。
広大な宇宙にぽっかりと浮かぶ地球という星の生命を、豊かにはぐくんでいる海の神秘、海の不思議。その途方もないミステリーが生き生きと感じられる絵の数々。素晴らしかったです。
好きな音楽に例えるとしたら、ストラヴィンスキーの『春の祭典』に通じるところがあるかなあ。ざわざわと心がざわめき、知らず引き込まれていくこのシリーズ。完結となる第5集が、今から待ち遠しいっす。
いままでこんな面白い漫画を知らなかったなんて!
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読んでいていて現実とイマジネーションが、混じっていく。
いい映画を見ているのと、同じ気分だ。
海と宇宙。
人がすべてを見通すことができない。
イノチが生まれた場所。
ウェットスーツ越しからではわからない海があり、
海女たちは、それを感じている。
太陽系での星の成長過程で、金星は地球とほぼ同じ進化をたどった。
二つを分けたのは、海だ。
タイトルのひとつにある”身籠る”は、
海をは孕んだ地球とイメージが重なる。
ザトウクジラの歌に、ひきよさられたものは、なに?
つづきが早くよみたい。
お気に入りです
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枝がとっても気に入っています。永久保存版として購入しました。大切にします!