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不名誉なキスは恋の罠 (ラズベリーブックス)

価格: ¥910
カテゴリ: 文庫
ブランド: 竹書房
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ロマンスとサスペンスの融合 ★★★★☆
伯爵の庶子で新聞記者から新聞社の経営者そして政界進出まで駆け上ったヒーロー。両親のある秘密から姉妹を守る為自分の幸せを捨てたヒロイン。以前から知り合いだった2人はある舞踏会で強引にヒロインにキスをしてしまう。それはヒーローのある目的を果たす為。婚約者と見なされた2人はヒーローの親戚達が暮らす田舎へと向かうがそこで2人はヒロインの叔母の死と20年前のある事件の謎に巻き込まれる。ストーリーは全体的にさっぱりしていました。最初は余り熱くなかったヒーローも時間がたつにつれて強引にせまりますが、最後の一歩はヒロインに任せるというのが面白かったです。ヒロインに「心を読んでくれ」と熱く語るセリフは中々。お高く留まったヒロインもその一言がとても効果的で情熱的で素直な女性に変貌していくのが良かったです。過去の事件から2人の秘密が交錯してロマンスよりもサスペンスの要素が強い作品と思います。
私は好きだな ★★★★☆
賛否両論あるようですが、私の口には合いました。

裏表紙のあらすじを見た時は、公衆の面前でブランドにキスされたマリオンが
名誉を守るために仕方なく結婚するのかと思ったのですが、そういうわけではありません。
マリオンにどうしようもなく惹かれてしまったブランドがマリオンを追いかけ回し
愛人になるよう口説き落とそうと頑張るうちに恋に落ちてしまう話。だと解釈しました。
マリオンの出自の謎とか、エドウィナおばさんの死の謎とかのサスペンス要素が売りだとは
知らなかったので、それがかえって良かったのかも。
ヒストリカルでは稀にみる充実度のロマンティックサスペンス ★★★★☆
〈恋の罠(トラップ)〉シリーズなんて安っぽい名前のせいで、前作はさらっと読み飛ばしてしまいましたが、今回は開眼しました。エリザベス・ソーントンは‘買い’の作家さんです。
(ちなみに、「薔薇の狩人」シリーズのコニー・ブロックウェイにも同じことが言えます。まだ読んでない方は是非読んでみてください。)

庶子という出目のため偏見に苦しんだ経験から、簡単には心を開かないブランド。家庭教師だったエヴィナの頼みで、彼女の姪マリオンに近づいた彼はその上品さに惹かれるが、何やらいわくありげで、ガードが固い。お互い魅かれあっている自覚があるのに近づけない状況にいらだつブランドは恋の罠に落ちてゆく。そんな中、マリオンに危険が……

危機を解決していくなかで二人の絆が結ばれるというロマンティックサスペンスの王道を、J.オースチンとC.ブロンテ、A.クリスティーを模倣することでE・ソーントンはヒストリカルで成功させました。余りに露骨な模倣に笑ってしまったところもありますが、ストーリーは良くまとまっているし、ロマンス度も抜群です。ただ、エピローグがなくてちょっともの足りないので、☆4つにしました。


ヒーローは魅力的、でも・・・ ★★★☆☆
ミステリーとロマンスを組み合わせたパターンの「トラップシリーズ」という長編の連作の2部作目が本編。
ヒーローは公爵家の庶子の長男、記者からたたきあげ今では、新聞社を数社経営、今度は政界に乗り出そう、という成功した若き実業家セレヴ。
ヒロインは、わけありの過去から、伯爵令嬢という地位を持ちながら社交界にもあまり顔見世せず、じみーに妹たちの幸福だけを願って、生きています。そんなクロスすることもない二人の世界が、ヒロインの亡くなった叔母の縁をきっかけに、接近し、恋に落ちていくというのがメインプロット、それに叔母の死にまつわる謎が謎をよび、あらたな殺人事件が起こってしまう、というのがミステリー部分。ただし、作者の売り物にしてるらしいミステリー部分(叔母の死、ヒロインの出自)が非常に分かりづらく、なんだかな〜〜という感じ。
ロマンス、ミステリー、どちらかにきちっと軸足をおいてくれないとどちらも楽しめない、消化不良という感じになってしまいます。

ただし、本ヒーローは、複雑な生い立ちながらも社会を改善するために、政治家を志すような前向きな性格でグッド。少し強引でもやさしく、ヒロイン、家族、友人を思いやるロマンス小説のヒーロータイプなので、そこらへんは楽しめます。
守り護られ.. ★★★★☆
恋の罠シリーズ第二弾。前作「恋の罠に落ちた伯爵」で主人公ジャックの親友だったブランドが主人公です。
ヒロインの叔母の死によって巡り会った二人。ヒロインは、叔母の死をきっかけに不審なことに見舞われるようになりました。ヒーローは、ヒロインを守りながら謎を追っていきますが、ヒロインも秘密を抱えていて、なかなかヒーローに心を開くことができません。
謎解きとヒロインの秘密を巡って物語が展開しますが、どうもこの謎自体が後味の良いものではなく、すっきりしません。今ひとつといったところでしょうか。ブランドは結構好きなのですが..ヒロインの印象が微妙に薄い..かな?
次作のアッシュに期待です。