個性のない街にすむ、ちょっと変わったウエズレー少年のひと夏の物語。「いつかやくにたつさ」が口癖の父親、そしてこの口癖でひらめいたのが自分の国を作ること。型にはまらない、自由な発想はやがてウエズレーをいじめていた少年たちをも惹きつけることに。実は数年前、長男にせがまれ買った一冊でしたが、毎日のように読み聞かせをし、中学生になった今でも「お気に入り」の一冊になっています。夢のあるストーリーと鮮やかな色彩がとてもキレイです。今では小学校の読み聞かせで大活躍、一緒にボランティアをしているママも買ったくらい魅力的な絵本です。

ばぁばから8歳の孫へのクリスマスプレゼントに購入しました。
あらすじと表紙の絵のきれいさに惹かれて選びましたが、届いた本を見ましたところ、予想以上に、わくわくするような健全な内容のおはなしで、絵は全ページに渡って1ページずつ額に入れて飾りたいほど美しいものでした。
孫は、「絵がきれいですごくおもしろくて、すぐに一気に読んじゃったよ！」と喜んでおりましたし、孫の父親も「あれはすばらしい本だ！」絶賛していました。
選んで大正解のお買いものでした。

この町は子どもたちの髪型も、家の形も、どれも一緒・・・
だけど、ウエズレーだけは違っていた。
そんなウエズレーにちょっかいだすものはたくさんいた。
でもウエズレーはそんな事には気にしない。

　ある日ウエズレーは「草や木の種は、風にのってうんと遠くまで運ばれてくる」という事を知る。
そうだ！夏休みの自由研究は自分だけの作物を作って、自分だけの文明をつくるんだ！
ウエズレーはっさっそく庭を耕した。その夜、強い西風に乗って、種が飛んできた。

ウエズレーの夏休みの自由研究が始まった。
近所の人たちが育てているものとは違った植物が芽を出した。
ウエズレーはをその植物を使って、様々なものをつくﾘ出していく。
その様子を見た近所の子どもたちもおもしろそうだと近づき始めた。

そして・・・・夏休みが終わり、９月の学校が始まった頃にはみんなが・・・・

ウエズレーの自分らしさに大変共感を呼ぶ。

この本はおそらく、お互いの個性を認め合う、というレベルの話ではなく
ウェズレー少年が周囲を啓蒙していく物語です。

最初、浮きまくってたウェズレーにみんなが振り向き始めるあたりまではトントンですが、
最終的には周囲の方がウェズレー一色に染まってしまうという・・・。

話の展開自体は面白く、色彩もとてもきれいですが
個人的に結末が微妙・・・。大人の感覚からしての微妙さですけれど。

中身もすばらしいです〜。
高学年の読み聞かせのためにチョイスしましたが、自分がため息をついてしまうほどウェズレーに憧れてしまいました。

【人と違う自分】って悩みの種だったりしますよね？
それを自身でちゃんと肯定してあげて、楽しんでると周りまで見方が変わってきて・・・
ちょっと仕返ししちゃうのもご愛嬌で、仲間になったらちゃんとつきあったりして自然と口元がほころびます。(^-^)
息子も何度も読んでいるので、王国に憧れているに違いないと踏んでいます。

絵もすばらしいです。
空の色、日陰の静けさ、夜風の心地よさ･･･描かれています。凄いよ〜(ToT)感動。
遊び心もそこかしこと、ちりばめられて。
チェックポイントは本文と裏表紙を比べてみるべし。

画像が欲しいですね！　ぜひお願いいたします。と書きましたら、入れていただけました。ありがとうございました。ね、素敵な画でしょう？　みんな違ってみんないい。地域のこども集団からイジメを受けていたウェズレー、しかしやがて、彼は地域の子ども集団を変えていきます。妻の友人で、読み聞かせボランティアをされているかたから年賀状で勧めていただいたので購入した絵本でした。買って良かったと思いました。ここから２００６年２月に１冊、２００８年１２月にも１冊、合計２冊のご注文をいただきました。ありがとうございました。存在を多くの方々に知っていただきたい絵本ですね。　　

いじめられっこの男の子が夏休みの自由研究で、自分の国をつくってしまった！農作物から始まって、道具、薬、時間、文字に至るまで・・・。壮大なスケールで、友達について、個性について、そして文明が出来あがる過程についてを描いているのに、決して押し付けることなく、子供たちの空想の世界への扉を開いて伝えてくれる絵本です。読み聞かせでも、子どもたちの評判がすごくよかった。お勧めです！

先月は三冊ものお買い上げありがとうございました。夏休みに自分の国を作り、何からなにまで自給自足果ては言葉までつくってしまうんです。絵もストーリーもすごい本です。

友達のいないウエズレーが一つの発明をきっかけに子供文明を作り出す空想物語。子供にとって、文明の歴史や科学の発明についての話もファンタジーの一種に過ぎないことを逆説的に語った面白い絵本。読み聞かせ１０分ぐらい。５歳ぐらいから。

私は「なんやねん、この説教臭い絵本は？」って思ったんだよね。風変わりないじめられっこが夏休みの自由研究を通して自分の世界を創りあげ、自信をつけることで周りから見とめられる…っていうサクセスストーリーなんだけど、Ｋｉｄは違ってた。物凄く面白かったみたい。単に面白くてはまってたみたい。去年の今頃、毎日朝晩読まされた。何がそんなにオモシロイのか？今度聞いてみよう。

私は「なんやねん、この説教臭い絵本は？」って思ったんだよね。風変わりないじめられっこが夏休みの自由研究を通して自分の世界を創りあげ、自信をつけることで周りから見とめられる…っていうサクセスストーリーなんだけど、Ｋｉｄは違ってた。物凄く面白かったみたい。単に面白くてはまってたみたい。去年の今頃、毎日朝晩読まされた。何がそんなにオモシロイのか？今度聞いてみよう。

〔中学年から〕夏休みの自由研究に、自分だけの「国」をつくってしまった男の子のお話。少し文章が多いのですが、夏休みの前にぜひぜひ読んであげてください。言葉のないページも（このページで「いいなあ。」という声がよくあがります。）ゆっくりと見せてあげてくださいね。（９分）

変わり者と言われる子を持つ親に安心と自信を与えます。