村上教授の本をはじめて読みましたが、よかったです。
　科学者が書いた本ですが、遺伝子のことがよく分かると同時に、
　サムシンググレイトの存在と人間の遺伝子との関係やつながりが
　温かい関係であることが伝わってくる文章です。

　　人間のもつ可能性は、とてつもなく大きく尊厳あるものであること。
　一日一日、一人一人、その手足や頭や心臓の動いていることの不思議、
　そして有難さなどがあらゆるページから読み取れます。

　　読んでいて自分のことが誇りに思えたり、嬉しくなったり、また隣人や家族のことも
　社会の全ての人々のこともそう思えてきます。

　　要するに読んでいて幸せな気分になってしまいます。
　やる気とパワーがでてきます。遺伝子や細胞があまりにも素晴らしいので。　　　　

母に先日すすめられて読んだのですが、最初科学的な事ばっかり書いてそうでなんとなくメンドクサイ気持ちだったんですが、いざ読んでいくと科学的な事も書いてあるのですがこんな私でも分かるように易しく解説してあるし、それよりも心の事を哲学的に書いてあるので今何かに悩んでいたり、モヤモヤしている人には是非読んでもらいたい本です！人間というものを今までとは違った見方ができるかも？！自分自身を見つめなおすのにもいいかと思います★