知的
★★★★★
素晴らしいです。知的で冷静な演奏。しかし、冷徹な中に感情の熱を感じる演奏です。
ベルの音は透明感があり、特に高音が素晴らしいと思います。他の方のシベリウスも何枚が聴いていますが、結局ベルに戻って来てしまいます。感情過多ではないので、一度聴いただけはインパクトは薄いかもしれませんが、繰り返し聴く事によってより美しさを感じる事が出来ると思います。
ベルは日本でもっと評価されても良いと思う
★★★★★
シベリウスのVn協はユリアン・シトコヴェツキー、クリスチャン・フェラスが大のお気に入り
だがこのベルのCDもなかなかだと思う。
容姿のせいか勝手に容姿のみでたいしたことない
と 思いこんでる気難しい評論家タイプの方もいるようだけれど
そのようなことはどうでもよく 彼の出す音
素敵な音を出すヴァイオリニストだと思う。
シューマン、チャイコフスキーと他にもベルの名演がある。
ゴルトマルクが美しい
★★★★★
シベリウス、ゴルトマルク。この二人の作曲家は若き日にバイオリニストになることを夢見たという共通点を持つ。この協奏曲がバイオリンの魅力に溢れているのも納得である。ベルは十二分にメロディーを歌わせこの曲の魅力を引き出している。特に、典型的なロマン派協奏曲であるゴルトマルクはベルの透明で繊細な音によりこれ以上にはない美しさである。独奏バイオリンとクラリネットのユニゾンが綿々と歌い上げるメロディーをぜひ聞かれたい。