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10(とお)までかぞえられるこやぎ (日本傑作絵本シリーズ)

価格: ¥1,260
カテゴリ: 単行本
ブランド: 福音館書店
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北欧の本 ★★★★★
農場のこやぎが通りかかる動物達を数えてしまう物語です。しかし、数えられた動物達は痛い事をされたと怒って、こやぎを追いかけます。最後に向こう岸に渡る船にみんなで飛び乗ってしまいます、この船は10匹しか乗れません、動物達はどうなるのでしょう?

ノルウェーを代表する児童作家のプリョイセンの作品です。日本では「ちいさなスプーンおばさん」が知られています。
本来なら原画を用いるはずなのですが、明るいイメージにする為に林明子さんに絵を描いてもらったそうです。林さんのこの本の絵は、枠の外に花とか馬のタテガミとかがわざとはみ出して描かれているので、躍動感あふれる、特殊な絵となっています。

海外では数の数え方は一通りですが、日本では二通りあるので、それを上手く扱っています。
ひとつ、ふたつ・・と数えてその後に、色文字で1,2,3・・と書かれていて、子どもでもややこしくなく、両方の数え方を覚えられるようになっています。
また民話風になっているので、繰り返しの部分が多いので、覚えやすくなっていると思います。

とびきり可愛い絵と共に面白い物語があり、知らない間に数も覚えられる絵本です。
図書館でも読み聞かせのおすすめリストに載っています。
いそいで かぞえろ! ★★★★☆
…’かぞえる’ということの意味を知らず、こやぎに数えられてしまったことに憤る動物達。
こやぎは牛の家族、馬、豚に追いかけられ、着いたのは船着場。
ねこがコック、羊がボーイ、おんどりが船長、犬が機関長の小さな船に飛び移りますが…
「スプーンおばさん」シリーズで知られる作者の短編です。
林さんの背景のぼかし具合や草花の装飾は、ベスコフさんに似た印象を受けます。
始めは写真のLサイズ程の絵の枠が、ページごとに背景を変え、大きさを増していくという
大パノラマが楽しめる林さんのちょっと変わった作品です。
不思議な本です。 ★★★★☆
主人公は「10までかぞえられるこやぎ」。
通りがかった動物を「ひとつ、ふたつ」とかぞえていきます。
かぞえられた動物は、なぜか、泣いたり、怒ったり。
みんな、怒って、こやぎを追いかけます。

うちの子供は、不思議がりました。
「なんで、みんな追いかけてくるの?」

大人のわたしは、

「林明子さんの本なのに、本屋さんや図書館で見たこと無いなあ」
と、そっちの方が不思議です。

ナンセンスで、おもしろいですよ。
林明子さんファンの方、ぜひどうぞ。