練習時間が限られているなかでは、ドリブルの練習時間を十分に取れている、ということは少ないのではないでしょうか。
たくさんの時間を取れないということは、上達するためには密度の高い練習をする必要があります。
ですが、もしかしたらあなたは、いま効果のなかなか出ない方法で練習している可能性があるのです。

じつは、バスケットボールの頂点であるNBAのプレイヤーでも、ワークアウトのほとんどは私たちでもよく知っている練習内容です。
それなのに、ドリブルのレベルも上達の度合いもまったく違うのは、練習時間はもちろんですが、練習の取り組み方が違うからです。
練習内容は、ほかの本を読んでいただいたり、インターネットで検索すれば十分に調べられます。
ですから本書では、そうしたところでは書かれていない、ドリブル練習の取り組み方をお伝えします。

■この本を読むことで、あなたは次のようなことがわかります。

１．ドリブル練習でもっとも重要な項目と、それを簡単に確認できる「遊び」
２．ドリブル練習で意識すべき2つのポイント
３．ボールが手に吸いつくドリブルをだれでも身につけられる練習法
４．あなたのレベルに合わせて自在にドリブル練習の難易度を調整する方法
５．利き手と反対の手でも自信を持ってドリブルがつけるようになる、たった1つのポイント

■この本は、次のようなプレイヤーに向けて書かれています。

１．ほとんどドリブルがつけない初心者
２．利き手ではある程度ドリブルがつけるようになり、もっと上達させたい初級者
３．両手で自由にドリブルをつけるが、1対1の上達のために、もっとスキルアップしたい中級者

■本書の目次

１．はじめに
２．ドリブル練習の最重要項目
２－１．簡単に体感できる「遊び」
２－２．具体的な2つのポイント
３．すぐにハンドリング能力を上げる方法
３－１．ボールが手に吸いつく、とは
３－２．ボールが手に吸いつく方法
３－３．ボールが手に吸いつく練習法
４．ドリブル練習の効果を最大化する方法
４－１．効果を最大化するための「難易度」の正しい設定法
４－２．どんなレベルにも合わせられる「難易度」の調整法
４－３．両手が同じように上達するたった1つのポイント
５．おわりに