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夢にも逢いみん (リンクスロマンス)

価格: ¥898
カテゴリ: 単行本
ブランド: 幻冬舎コミックス
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とても素敵なおはなし ★★★★★
さっき読み終わりましたが、今でもまだその世界にいるような感覚です。
かわい有美子さんのおはなしは、まだ3冊目ですがこのお話が一番好きです。

タイトルとお話とイラストと、すべてマッチしてました。
が、あらすじで想像した、尉惟が独占欲丸出しで宮を困らせて、でも宮は嬉しいっていう展開ではなくて
お互い大人な配慮のある人間でした。(そういう時代だったから)
どちらかというと独占したいけど…言いたいけど、言えなくて悶々としてる二人のおはなし。

いまどきの人達にはない、慎ましやかな振る舞いや時間の流れ、
言葉の美しさ、生活からきたものの考え方を雅に味わえるおはなしだと思います。



絢爛みやびにして濃厚エロス!!! ★★★★★
いやいや、これ星10個でもおかしくないよ!!

好みもあるとは思いますが、かわいさんのリミッター解除ぶりが
思いっきりイっちゃってます。^^(あ、そこがイヤな人はイヤなのかも?)

私はBLはエロ要素を期待して読みますが、
かわい有美子さんとたけうちりうとさんだけはエロがなくても許せる!と思う
稀有な作家さんなのです。

(まあホンネを言えば、エロばかりを描写していくとグロになってしまって
肝心のうっとり要素がおろそかになってしまうということなのかも??)

本作はなんちゃって平安ファンタジー、だそうですが^^
「そうそう、古典の時間に習ったナ」みたいな言葉がちりばめられて
なかなか格調高い雰囲気でありながら読みやすかったです。

てゆうか、日本語って美しいな!と再確認。

えっちがしたい、というのを「そなたと身ひとつになりたい・・・」だなんて!(合体ですね。)
イカされたあとでまた興奮状態になってしまうのを「また・・兆してしまう」なんてゆうところもイイね!

こんな言葉を月のように麗しい宮様がうるんだ瞳でささやけば
身分だとか男同士とかそんなのはあさっての彼方です。(☆o☆)

15歳と9歳で出会った瞬間からお互いに惹かれあった二人の
物狂おしいほどの恋愛がばっちり堪能できますよ!
キヨラカ淫乱受けが好きなひとなら特に購入を薦めます。^^

あ、難を言えば女性キャラの扱いがちょっとヒドイ。てゆうか可哀想。><

そうそう、あじみね朔生さんのイラストの出来もスンバラシイ!!ので
ぜひ実本でご確認いただきたい。
このページの小さい絵ではこの緻密さは分からないから。モッタイナイ。
十年前の話だそうで ★★★☆☆
時は平安風、文章は攻め視点、受け視点の三人称で時々入れ替わり
ながら進みます。
不遇の宮を連れ帰り世話をする左大臣の嫡子、尉惟(やすちか)。
数年後、ふたりは契りを交わしますがちょうど攻め視点だったせいか、
宮が唐突に迫ってきたように思えました。
確かに宮は尉惟を好きであるという描写は前にありましたが、
その迫り方がそれまでの清楚で幼い宮のイメージとは違って、
違和感でした。
それと、後半近くなってくると、宮が尉惟のことを「ちか」と
呼ぶことが何度かありました。
これも違和感。
誤植かと思ったくらいです。

後書きを読むと十年前に雑誌に載ったものを新書にしたようです。
その時間のギャップ=BL読者の好みの変遷もあるのかななんて思いました。