きっと読み続ける
★★★★★
ここまで長く続く作品だと、
もうキャラが元気な姿が見れるだけでいいと言うか、そんな心境(笑)
コアなファンという訳では無いので、あまあまな評価だけど、
小学生から知ってるこの世界。今更切れない。(笑)
「いつ紅天女始まるのよ〜」「携帯電話が出たよ〜」と作品にツッコミながら、
今回も楽しく読み終えました。
そして数年後、また新刊を買うでしょう。
わかりやすい人物造形。
★★★★☆
先にコミック版で42,43巻を購入したが、文庫で揃えているので文庫も購入。文庫で通して読むと、コミック版よりもテンポ良く読めた。
そんな中で感じたこと。ガラスの仮面の人物は、みんなとてもわかりやすい性格に描かれている。人物の深みがあまり感じられない。そのため、話がわかりやすい。コミック版ではあきらめの悪いストーカーに見えた桜小路も、実はマヤが態度をはっきりせずに期待を持たせている(速水への思いが叶わない分、「やさしい」桜小路にどこか依存している)ため、あきらめがつかないのだと気づいた。これはマヤの質が悪い。さらに自分も役者でありながら、「紅天女」の稽古中に乱入して暴れまくる舞。紫織との婚約を済ませながら、マヤへの思いを捨てきれず、桜小路に嫉妬する速水。なぜかマヤにだけ悪意たっぷりのマスコミ各位。
好感が持てるのが、脇目もふらず役作りに邁進する亜弓さん。まさに役者にふさわしい。彼女を見ていると、マヤに紅天女になって欲しい、と思っていながらも、「いや、もう亜弓さんを勝たせてあげてください」と思ってしまう。何しろマヤはよそ見をしすぎる。こと恋愛感情が絡むと役になれなくなってしまう。これは役者としては致命的な欠陥ではないか・・・・。
続きはコミックの44巻。そして連載は続いている。今後の展開に期待したい。ただ、出来ればドロドロのメロドラマ的展開は勘弁してください。
最後まで見届ける。
★★★☆☆
初めてガラスの仮面に出会ったのは中学生の頃。
たちまちとりこになり、ちょうど発売されていた文庫版をすぐに買い揃えました。
そんな私も、もはや三十路をむかえました。
15年の間、新しくでた巻数わずか3冊・・・。
その間に時代は激しく動き、どう考えても桜小路くんも真澄さまも時代に取り残されてしまっています。
まやとの恋愛模様が辛過ぎる。
イルカのネックレス・・・。小学生でもいまどきないな。
でも、ここまできたからにはもちろん見届けます。
紅天女。
はたして、どう終わらせるのか。
50歳になるまでには、結末が読めると信じています。
文庫派は買い
★★★★☆
もはや説明不要のガラスの仮面、文庫版の最新巻です。
物語の進行は花とゆめコミックスの方が速いので、コミックスを集めている人には不要ですね。
演劇界幻の名作「紅天女」のストーリーが大分明らかになってきますが、この「紅天女」ってかなりスピリチュアルで、ある意味マニアックな内容。この劇って本当に名作?面白いの?という疑問が…。
それでも読み出すと引き込まれて、ついつい止まらなくなるのがガラスの仮面の魅力ですね。
連載休止が長かったなどの経緯のためか、コミックスと文庫版が平行して交互に発売になるので、購入時は要注意ですね。