【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:倉田真由美/著 出版社名:扶桑社 シリーズ名:扶桑社SPA!文庫 発行年月:2004年07月 関連キーワード:ダメンズ ウオーカー 1 フソウシヤ スパ ブンコ だめんず うおーかー 1 ふそうしや すぱ ぶんこ、 クラタ,マユミ くらた,まゆみ、 フソウシヤ 7530 ふそうしや 7530 ついに『だめんず・うぉ〜か〜』が文庫化!ダメ男に騙されないために読め!「だめんず」という言葉を世に送り出したマンガ『だめんず・うぉ〜か〜』がついに文庫化。「男を見る目のない女の会」の活動は、ここから始まった! さらに、文庫版第1巻は瀬戸内寂聴さんと、著者・くらたまの対談を、単行本と同じく完全再録。すべてのだめんずよ、寂聴先生の金言に癒されよ!
人生勉強になる。
★★★★☆
さすが実体験をもとにしてあるだけあって、男女間の出来事が生々しくて面白い!
「そんな人ほんとにいるの!?」って話もいっぱいあります。
駄目な男と付き合ってばかりいるうぉーかー達を、「馬鹿女だ」と言う人もいるみたいですが、
そんなにいつも完璧な人と付き合えますか?
そしたら恋愛は完璧な人同士しかできないことになってしまいませんか?
もちろん暴力をふるったり、別れたいと言った相手を監禁するような人は駄目だけど(犯罪行為だし)
「ミュージシャンになる!」って言って会社辞める夢追い人タイプとか、マザコンだったり幼児プレイ好きだったり変な性癖があるタイプは、人間味があってまだいいと思うんですよね。
そもそも女性が完璧な(仕事ができて人間性も良くて外見もいい)男性しか付き合わなかったら、世の中には彼女がずっといない男性、結婚出来ない男性、今よりず〜っと増えると思います。(好きな人と付き合えない女性もね)
多少駄目な人と付き合っても、「失敗しちゃったよーあははw次はいい男見つけるわ」と笑いとばせる女性の強さがいいと思う。同じ女性として励まされる気がします。
つまりこのマンガ共感できたり笑えたりするのはきっと圧倒的に女性ってことですね。
でもこれ連載してるのSPA!ですよね?女性読者ってかなり少なそうww
人々の心をいじくり回してる
★☆☆☆☆
こういうのを読んでると、なんか、パチンコ男に同行するバカな女を想像しますよね。
もしくは、アル中男にくっついてる共依存の女。
「あの人はアタシがいないとダメなんです!!」
その女も、アル中男並みに、その男に依存しちゃってるお決まりの構図。
作者はたぶん、心理学書の「依存」の項を読んで、生兵法でこの本を書いただけでしょう。
この作者は、どういうつもりでこんなデリケートな問題を書いたんだろうか。
なんか偉そうなんだよな、このタイトル。
問題提起するのは、まあ、いいよ。
ダメンズウォーカーがいるぞ!って。
んな事は百も承知なんだよね。大事なのは、
どうしたらダメンズを渡り歩かないで済むかっていう対処法なんじゃないのかな?
具体的な解決策も示せないのに、こういうテーマを不用意に採り上げないように!
それどころか、誤解を招くよ、これ読んだ人は
「ダメンズウォーカー、みんなで渡れば、こわくない」
って思うんじゃない?
「あー良かった。あたしだけじゃないんだ」
ってさあ。安心されたらこまるわけですよ。
病的な共依存の世界から脱却しないと、いつまでも不幸のままなんだから。
人の心の闇をほじくりかえして遊んでるだけにみえるんですよ。
作者自身が、胸の内を吐き出したいだけなら、穴掘って叫んでればいいわけですから。
世の中にはこの本に書かれているような事で、真剣に悩んでいる方々がおられるというのに。
精神科の領域を採り上げて印税を稼ぐのはひどいよー。
この作者からはダークサイドがにおうぞよ。
田嶋陽子とか上野千鶴子とかとは違う。
★★★★★
ざっと読んだけど、この人の怒りは理解できる。
痛めつけられたんだと思う。
田嶋とか上野ナントカのグロテスクな怒りとは
まったく違う。異性は互いに尊重しなきゃね。
説教くさくてすいません。
女性版RAGE AGAINST THE MACHINE
★★★★★
まさにそうです。この作品はRAGE AGAINST THE MACHINEの如くです。
RAGEがこの世の不正などに怒れば、この「だめんず・うぉ‾か‾」は世の糞ダメ男たちに怒りまくっています。著者のくらたまさん。貴方の怒りは僕にも痛いほど分かります。僕は男性という身ですが、この作品に登場する糞ダメ男たちの女性に対する振る舞いにはかなり立腹しています。
糞ダメ男たちの女性に対する扱いは悪辣の度を軽く越えているんです。
こいつらは女性を一人の人間とは見ず、非道にも「自身の使用物」としか見ていないのですよ。
こんなことが許されていいのか。
けど、日本では女性が軽く見られていて、女性がちょっとでも意見したりすれば、糞男たちの悪辣なイジメのターゲットになるのも現状なのだ。
また、著者の脱税容疑に対し、ハチの巣を突っついた様に騒ぐ野郎がいるが、政治の親父方なんて平気でしてやがんだぜ。
よう、そいつらは許されるのかい? それは男性が罪を犯しても無実で女性が罪を犯せば重罪と言ってる様なものだぜ。
とにかく、この本は多くの方々に読んでほしい。特に男性は読むべきだ。
この本に描かれていることは決して他人こどではすまされないのだから…。
くらたまこと倉田真由美。あんたは女性版ザック・デ・ラ・ロチャだぜ!
くたばれ、糞ダメ男たち!!
倉田真由美は、あなどれない。
★★★★★
長いあいだ、あの倉田真由美の顔が大嫌いで、一橋大卒を無意識に鼻にかけた態度や、デブだけどやせれば美人だもんね、フフ〜ンと言いたげなオーラが、あまりにおぞましかったので、手に取る気が起こらなかったのだけれど、苛烈辛辣、激的かつ極度に破格の際立ったオモシロさ。
そして、ギッシリ積め込まれた、おどろおどろしい男女関係の奥の深さ、哀れさにビックリ。
まあ、頭でっかちでモテない女の書く話と、なめていたが、「(既卒の)塾講師は人間のクズばかり」という人間観察の鋭さなど、一定の見識も持っていることが分かり、くらたま評価がグッと高まり、一気呵成に、ファンに近いところまで来てしまった。
話の刺激度はネタ次第、ということはあるにはあるが、暗くない自虐ネタ(やっぱり自分に自信があるようだ)や、完成度の高い画風も、結構イケる。
そういうわけで、読めば誰もが満足を味わうこと、間違いなし。
女性読者は、借金暴力無職野郎とばかり付き合う情けない女の話に、心地良い優越感をくすぐられるだろう。
男性読者は、うだつのあがらないダメ男であっても、若くてイキの良い美女たちと付き合える安堵・期待・希望に胸膨らませることになるだろう。
つまり、これは人間を満足させるマンガだ。