フレンチシェフの私が一日二食、玄米を食べ続ける理由
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◆本書の内容
偏食をなくすと人生が変わる!
料理の世界に入って38年。
毎日バターと油と付き合うフレンチシェフが説く
無理のない”食”とのつきあい方、後悔しない人生について。
“食”は、人が生きるために無くてはならないものです。
私が料理の世界に入って、はや38年の時が過ぎました。
欧風レストランの料理人として一歩を踏み出し、
50歳を機にフランス料理店を開業した私は、
今日までの間に、バターやオイルを使う料理と向き合い続けてきました。
そして、プロフェッショナルの料理人として、
また、愛する家族を持つひとりの人間として、
舌やからだを整えてくれる「日々の食生活が大切である」という
ひとつの結論にたどり着いたのです。
無理のない“食”とのつきあい方とは一体何でしょう。
ハレの日はもちろん、日常生活においても“食”を楽しむために必要なこととは?
からだも心もすこやかに、後悔しない素晴らしい人生を過ごすために大切なこととは?
フレンチシェフでありながら、一日二食の玄米を食べ続ける私が、
様々な経験から見出した“食”とのつきあい方を
みなさんにもぜひ知っていただけたらと思います。
「人生は“食”とともにあり、“それを楽しむ時間”とともにある」。
それにあらためて気付いたとき、
あなたの人生は、より豊かなものへと変わることでしょう。
◆目次
第1章 48歳、人生最大の危機
「妻子を養うため」料理人の道に入った
後ろ髪引かれながらも、食品会社で開発に携わることに
自分の体力を過信した生活が、「脳梗塞」を引き起こした
「ほんとうにやりたいことをやろう」と胸に誓った
富士山を望むフランス料理店「ル・ピュイドール」開業
お客様の反響は上々。そして「富勢富士見坂プリン」誕生へ
第2章 玄米で舌を整える
頭ではなく、身体が「玄米生活」を求めた
「一日の最初に何を食べるか」を大切に
舌の記憶は「一生モノ」。味覚の基本をつくるために
よく噛むことで免疫力が高まる
玄米生活はマクロビ生活の基礎
食卓で「自然」を感じる生活を続けよう
「正しい油とのつきあい方」とは?
味だけを追究しすぎない
第3章 偏食をなくすと人生が変わる
人の好き嫌いには「偏食」が関係している
あなたの「食べ方」は、意外にも見られている
パリで知った一食の重み
大人が食事を楽しめる場所を求めて
和食は引き算、フレンチは足し算
「誰と一緒に、どこで食べるか」。それがいちばん大切
◆著者プロフィール
金井 正
フランス料理店「ル・ピュイドール」オーナーシェフ
食と人生の自由主義者、食と人生の媒酌人
ホテルオークラ、全日空ホテルなどを経て、36歳で欧風料理店を開業。
物件の都合により閉店を余儀なくされるも、一念発起し50歳で再チャレンジを決意。
2007年、千葉県柏市にフランス料理店「ル・ピュイドール」開業。
住宅街にありながら「小学生未満お断り」という営業姿勢を貫き、
「プロポーズに成功した」「子供を預けてでも食べてみたい」という
大人客から圧倒的支持を得る。
構想から販売まで2年の歳月をかけて誕生した「富勢富士見坂プリン」は、
各メディアで高評価。現在は、営業の合間を縫って、38年の料理人人生をベースに
「無理のない食との付き合い方」、「後悔しない人生」などをテーマに講演を行う。
なかでも「偏食をなくすと人生が変わる」というメッセージは、
多くの女性から「意外だけれど共感した」という声を集める。
1956年、千葉県柏市生まれ。