この電子書籍は，科学雑誌『Newton』2012年1月号に掲載された特集記事の電子版です。同じ号に掲載された他の記事は含まれません。記述は掲載時の情報にもとづいたものです。一部画像の削除等，紙版とは異なる場合があります。大きいサイズのカラーディスプレイをもつ端末でお楽しみください。この電子書籍は紙版と同一のレイアウトで固定されており，テキスト検索や辞書機能，ハイライトなどの機能は使用できません。端末を横向きにすると見開きページとして表示されます。

＜本特集記事の内容＞
東北地方太平洋沖地震によって引きおこされた原子力発電所の事故やその後の電力不足により，電力やエネルギーに対する関心が大いに高まりました。これから先，電力やエネルギーをどのような方法でまかなうのか。このことを考えるためには，電力そのものや，さまざまな発電方法についての正しい知識が必要となります。
そこで，電力とエネルギーについて，通常のNewton Specialよりもボリュームをアップした大特集をお届けします。
この特集は，読者の皆様からご応募いただいた「編集特別モニター」13名の方々のご意見を取り入れながら制作を進めました。PART1の「基礎からわかる電力とエネルギー」では電力の基礎的な知識を，PART2の「新しい電力とエネルギー」では期待されるさまざまな発電方法を，わかりやすく解説しています。PART3では，「めざすべき将来ビジョンは？」として，将来の電力供給のあり方を検討するうえで必要な情報をまとめました。
電力とエネルギーの問題は，私たち一人一人の生活に必ず影響があります。だれもが知っておきたい，知っておくべき問題です。特集を通じて，電力とエネルギーについていっしょに考えていきましょう。総ページ数：52ページ