インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

Newton 水素社会の到来

価格: ¥0
カテゴリ: Kindle版
ブランド: 株式会社ニュートンプレス
Amazon.co.jpで確認
この電子書籍は,科学雑誌『Newton』2015年2月号に掲載された特集記事の電子版です。同じ号に掲載された他の記事は含まれません。記述は掲載時の情報にもとづいたものです。一部画像の削除等,紙版とは異なる場合があります。大きいサイズのカラーディスプレイをもつ端末でお楽しみください。この電子書籍は紙版と同一のレイアウトで固定されており,テキスト検索や辞書機能,ハイライトなどの機能は使用できません。端末を横向きにすると見開きページとして表示されます。

<本特集記事の内容>
今,世界は「新たな社会へのターニングポイント」をむかえつつあるのかもしれない。トヨタ自動車は2014年12月15日,「燃料電池自動車(FCV)」を発売した。一般消費者向けに燃料電池自動車が販売されるのは,世界初のことである。
燃料電池自動車は,ガソリンを必要としない。かわりのエネルギー源は,「水素」である。ガソリンなどの化石燃料から水素へ,エネルギーの大転換がはじまろうとしているわけだ。
わざわざ水素をエネルギー源として利用することには,大きな意味がある。まず,水素は化石燃料とちがって,ある意味ではほぼ無尽蔵の資源である。そして水素はエネルギーを取りだす際に二酸化炭素が発生しない“クリーン”なエネルギーでもある。つまり私たち人類が,エネルギー資源の枯渇や環境問題を克服して持続可能な社会を築いていくための有力な手段の一つが,「水素」なのだ。
水素は自動車だけではなく,火力発電所で利用することも可能である。つまり燃料電池自動車の普及によって水素の利用を拡大させつつ,いずれは電力の多くを水素由来に転換していくことも,決して夢物語ではないのだ。人類の未来を明るく照らす「水素社会」の全容を紹介しよう。総ページ数:34ページ