引きかえの法則: 量子論 超ド級 スーパーポジティブ人間になれる法則はこれだ
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あなたは、してもらう人?してあげる人?エネルギー好転の原理とは
量子論 引きかえの法則 超ド級スーパーポジティブ人間になれる法則はこれだ!
著者 皆実之 一
引きかえの法則をご存じですか?
引きかえの法則を意識することは、究極のプラス思考です。それは
「すべては相対から出来ていて、みんな平等で人生プラスマイナスゼロなのだ!」
これが理解できれば、嫌なこと、つらい事、理不尽なことがあっても戸惑って迷うことなく自分を冷静に保つことが出来ます。
何かを手に入れる、得ることは、それによって、「喜びと悲しみ」「楽しみと苦しみ」「得ると失う」「良いことと悪いこと」など、もう一つの代償を一緒に受け入れなければなりません。すべては何かと引きかえにして成り立っているのです。
楽しいだけ、喜びだけはありません。光には影があり、裏がない表はありません。右だけも、左だけもありません。必ず相対があります。
恋い焦がれた彼女ができたとします。その時は嬉しいでしょうが、彼女と付き合うことは、嬉しさの反面、彼女の聞きたくない話や見たくはないところが必ずあるのです。
これを受け入れることが「付き合う」ということなのです。(彼氏ができた~も同じ)
愛情が深くなる程、自分の気持ちを「分かって欲しい」「気づいて欲しい」
「関心を持って欲しい」「欲しい」「欲しい」になってしまいます。
欲しいというのは、意欲と捉えることもできますが、科学で例えるなら、
それは吸引になり、吸引には反発が生じます。
欲しいが強くなればなるほど反発が生まれ離れていくのです。
「欲しい」のであれば「与える」。「貰いたい」のであれば「してあげる」。
与えて与えられる。してあげて貰える。これが引きかえの法則です。
このように、引きかえの法則(吸引と反発、酸化と還元、相対の理論)を
日常のすべての事例に当てはめ意識していれば、人間関係、夫婦、親子間で起こる問題や他人を嫉妬したり羨んだりすることもなくなり、冷静に物事を見ることもできて、落ち込むことが無くなります。
なぜなら、負を背負っても「その裏にプラスもある」と直ぐに気持ちを切り替え、発想の転換で次の正につなげることができるからです。
良いことも悪いことも同じくらいあるのが人生です。そしてこれは平等なのです。
そして、お金を得ることは、体をふくめ時間と労働、知識と経験という代償を差し出します。よくよく考えると、今、自分が存在しているのは、今まで多くの人の代償の上に存在していることに気付かされます。
【代償】を辞書では
1 本人に代わってつぐなうこと。
2 他人に与えた損害に対して、金品や労力でつぐないをすること
3 目的を達するために、犠牲にしたり、差し出したり、失ったりするもの。
4 欲求などが満たされないとき、代わりのもので欲求を満たそうとすること。
そもそも、私たちが日本の国に住んでいられることも、とても有り難いことなのです。こうして安心して過ごせるのも、過去に日本の国を守るために命を懸けた多くの人たちの犠牲があったから今があるのです。
それを知らずに何かあると、やらされた、とばっちりを受けた、割に合わないことをされた、理不尽な思いをした、 どうして私だけが、そんな経験が誰でもありますが、総合して私たちが今あるのは、誰かの犠牲が無いと存在しません。
自分が人にやって貰ったことと、人にやってあげたことの数を比べたら分かります。世の中は自分が何かをして貰った分だけ、引きかえに誰かに何かをさせて貰う、何かを差し出すように出来ています。これが真理です。
最近は言ったもの勝ちクレーマーモンスターペアレンツ、こんな人が増えています。もし人に、やってもらうことが得なことで、やって貰わなければ損だという考えがあるなら、この引きかえの法則を知って下さい。
「タダでやってもらう」「無償で手に入れたい」という考えはやめましょう。
自分にしてくれた分は必ず、どこかで誰かにしなくてはならないように出来ています。これが引きかえの法則です。法則ですから絶対に逃れられません。
それを理解して引きかえの法則が納得できると、困難、災難が無難に、絶望が希望に、苦難は幸福の入り口と感じることが出来るのです。
はじめに
第1章 エネルギー好転の原理
1【酸化から始まる】量子論的に全てを考える
2【何かを引きかえにするとは】与えたものが与えられる
3【幸せ感と快楽との違い】幸せの引きかえは努力、快楽との質の違い
4【苦難は幸福の狭い入口】酸化と還元は波
5【自ら酸化に向かうこと】酸化としっかり向き合う
第2章 感性を高める共鳴と非共鳴
1【素粒子の動き(量子)】悪いだけのものは無い
2【固有の振動数、波とは】電子の軌道、波
3【体は心(思考)からつくられている】電子が物質(体)をつくる
4【心からも言葉からも物質は影響を受ける】言葉で電子がスピンアウトする
5【引きかえの法則と共鳴、非共鳴】電子の波、周波数
6【様々な感情、気質がカラダに非共鳴を起こす】量子と性格習慣病
7【共鳴力が最高の自己治癒力を高める】量子と恒常性
第3章 奉仕、ボランティアをすること
1【先に差し出す】仏教は科学 視えないツケ(業)を説いている
2【巡り巡って自分に還ってくる】世の中の動きと電子の動き
3【出さないと酸化する】エンドロピー増大の法則
4【相対を繰り返す】エネルギーを高めるために
5【豊かな自然こそが学びを育む】自然も引きかえの法則がある
最終章
1【環境という場の量子、正と負】引きかえの法則の実践は与えること
最後に