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田中角栄 封じられた資源戦略

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本
ブランド: 草思社
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:山岡淳一郎/著 出版社名:草思社 発行年月:2009年11月 関連キーワード:タナカ カクエイ フウジラレタ シゲン センリヤク セキユ ウラン ソシテ アメリカ トノ タタカイ たなか かくえい ふうじられた しげん せんりやく せきゆ うらん そして あめりか との たたかい、 ソウシシヤ ソウシシヤ 4243 そうししや そうししや 4243、 ソウシシヤ ソウシシヤ 4243 そうししや そうししや 4243 アメリカの傘下を離れ独自に資源供給ルートを確保する-。七〇年代に宰相・角栄は自ら世界を駆け回って直接交渉する「資源外交」を大々的に展開した。石油ではメジャー支配を振り切ってインドネシアやソ連と交渉し、原子力ではフランス、オーストラリア等と独自に手を結ぼうとした。角栄の失脚はこの資源外交の報復だとも言われている。実際のところどうだったのだろうか。石油メジャーやウラン・カルテルを形成する「資源帝国」とアメリ
今まで疑問に思ってた日本の原子力政策と田中角栄総理の隠れた功績が理解できた。 ★★★★★
ことある度に騒がれている非核3原則 とりわけ持ち込ませずという点で、過去に密約があったの云々と取りざたされている。 これを読めば原子力発電と核兵器が同義語であり、世界の核戦略な中に日本も組み込まれていることがよく理解できる。 それなのに、原発の安全性は、いまだに政府によって何となく安全だという宣伝がされてるだけで実際は、お粗末な状況が変わっていない。 危険な原発を監視するのは民間の電力会社と経済産業省のお手盛り機関だ。 これからの原子力政策はどうなるのか?
民主党の政策が問われる? 田中角栄首相は、このことにいち早く気づき独自のエネルギー政策を確立しようとして、原子力マフィアの罠に落ちてしまった。
田中角栄がもし生きていたら ★★★★★
最初にこの本を手にしたとき、題名がものものしいため一歩後ずさりしてしまったのですが、友人が勧めるので読んでみたところ、惹きこまれるように一気に読み終えてしまいました。田中角栄というと、私はロッキード事件での悪い印象しかなかったのですが、この本における田中角栄は、資源を持たざる国の首相として資源の獲得外交にリーダーシップを発揮する、輝かしい政治家です。最近は内向きになりがちな政治家ばかり見ているせいか、この本における田中角栄の強烈なリーダーシップが眩しく思えて仕方なかったのですが、著者も以下のように書いています。

「田中 角栄がもし生きていたら、エネルギー供給源を多角化し、「持たざる国」日本の危機を回避するためにグリーン・ニューディールに突っ走った、と想像する自由は残しておこう。」

本書は田中角栄の生き様だけでなく、世界、特に米国のエネルギー保障戦略と歴史を理解する上でも極めて有効な本だと思います。米国はこれから石油やウランだけでなく、自然エネルギーについても覇権を握る動きを本格化させると思うのですが、本書を読んだ後であれば、そのような米国のエネルギー保障にまつわる動きについてまた違った面からの理解を加えられるのではないかと感じます。

登場する政治家に福田、鳩山といった昨今の首相の親の世代が含まれており、名前に親しみがあるのも手伝って30代半ばの私でも楽しく読むことができました。若い人にもお勧めの好著です。
政権交代の時期に、絶妙なタイミングで投入された好著 ★★★★★
鳩山政権が発足して、早や一ヶ月半が経過。
自民党から民主党への政権交代を、カメレオンの色が変わっただけと捉える見方も存在するのも事実。
民主党の今後の流れを読むには、自民党が戦後に辿って来た道の学びを抜かすわけにはいかないだろう。
自民党政治を最も体現した一人が、田中角栄。
国家政策に直結しているのがエネルギー政策。
海外取材も織り込んだ田中角栄に関するこの力作を、
今後の日本の政治と経済の動きを読む参考書としてぜひ勧めたく、5つ星で推薦!

今こそ田中角栄の時代を知る時期でしょう ★★★★☆
前作の「後藤新平」を読んだ際に、作者である山岡氏の熱い文章に引き込まれた覚えがあり、資源戦略というキーワードで作者がきっと、現代に問題を投げかけるんだろうな..という期待で読みましたが、期待以上に緻密な調査を通して、作者が驚き、気づいたであろう熱いメッセージが根底に伝わる作品となっています。
そして、意外にも田中角栄という政治家に引き込まれていきます。ロッキード事件についても、「そうだったのか」と気づかされることが多く、政権交代が現実となった2009年、メディアに取り上げられる対米交渉は自衛隊支援や沖縄の基地問題がほとんどですが、まさに本書で国家のエネルギー政策と田中角栄という日本人の熱意や働きについて再認識させてくれる作品でした。