Newton 統計の威力
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この電子書籍は,科学雑誌『Newton』2013年12月号に掲載された特集記事の電子版です。同じ号に掲載された他の記事は含まれません。記述は掲載時の情報にもとづいたものです。一部画像の削除等,紙版とは異なる場合があります。大きいサイズのカラーディスプレイをもつ端末でお楽しみください。この電子書籍は紙版と同一のレイアウトで固定されており,テキスト検索や辞書機能,ハイライトなどの機能は使用できません。端末を横向きにすると見開きページとして表示されます。
<本特集記事の内容>
「どちらのデザインのほうが,お客さんに好まれるだろうか」
「世間の人々は,この問題についてどう考えているのだろう」
世の中には,直感では判断できない問題がたくさんある。このようなとき,力を発揮するのが「統計」だ。たとえば,多くの企業が,どのデザインやキャッチフレーズが有効なのかを知るために「ランダム化比較実験」を行っている。また新聞社は,「世論調査」を元に,ごく一部の人々の意見から1億人の考えを推測している。統計は,世の中のさまざまな問題を解決する「意思決定のための数学」なのだ。
この特集では,統計が,人生あるいは社会のさまざまな場面でどのように役立っているのかを紹介していく。記事の最後では,スウェーデン,カロリンスカ研究所のハンス・ロスリング博士に,データにもとづいて物事を考える重要さについて,さまざまな実例とともにうかがった。経済活動も,医療も,自然現象も読み解く,統計の威力にせまっていこう。総ページ数:28ページ