Newton サイン,コサイン,タンジェント
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この電子書籍は,科学雑誌『Newton』2014年3月号に掲載された特集記事の電子版です。同じ号に掲載された他の記事は含まれません。記述は掲載時の情報にもとづいたものです。一部画像の削除等,紙版とは異なる場合があります。大きいサイズのカラーディスプレイをもつ端末でお楽しみください。この電子書籍は紙版と同一のレイアウトで固定されており,テキスト検索や辞書機能,ハイライトなどの機能は使用できません。端末を横向きにすると見開きページとして表示されます。
<本特集記事の内容>
三角関数のアイデアは,天文学の発達にしたがって,紀元前にギリシアやエジプトで生まれました。この考えは,インドやアラビア,そしてヨーロッパに移るとともに発展し,天文学だけでなく測量や航海にも用いられるようになりました。そして今や,現代数学の基礎を支える必須の考え方となっています。
三角関数には「三角」という名前がついていますが,三角形だけに使われるわけではありません。三角関数は,波の性質を調べるのにも役立ちます。そのため,電磁波や音波といった「波」をあつかう物理学や工学でも必要不可欠な存在なのです。
三角関数には,サインとコサインとタンジェントがあります。サイン,コサイン,タンジェントとは何なのでしょうか。これら三つはどのように結びついているのでしょうか。そして,三角関数は波の性質とどのように関係しているのでしょうか。特集を通じて,三角関数の基礎を一歩一歩たどっていきましょう。総ページ数:28ページ