Newton いますぐわかる! E=mc²
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この電子書籍は,科学雑誌『Newton』2010年5月号に掲載された特集記事の電子版です。同じ号に掲載された他の記事は含まれません。記述は掲載時の情報にもとづいたものです。一部画像の削除等,紙版とは異なる場合があります。大きいサイズのカラーディスプレイをもつ端末でお楽しみください。この電子書籍は紙版と同一のレイアウトで固定されており,テキスト検索や辞書機能,ハイライトなどの機能は使用できません。端末を横向きにすると見開きページとして表示されます。
<本特集記事の内容>
1905年,スイスの特許局職員だった26歳の青年によって,一つの式が生まれました。世界で最も有名な関係式,「E=mc2」です。
登場する文字は,E,=,m,c,そして2だけ。これほどシンプルでありながら,しかしその意味はきわめて重大です。この式は,次のような信じがたい結論をもたらすからです。「ほんの一かけらの石ころも,街を吹き飛ばすほどの膨大なエネルギーを内に秘めている」。
26歳の青年,すなわちアルバート・アインシュタインは,いったいどのような思考を経て,この関係式にたどりついたのでしょうか? 現代の文明やこの宇宙において,この関係式はいったいどんな意味をもっているのでしょうか? 現代科学の象徴ともいうべきこの関係式を,じっくりと読み解いていきましょう。総ページ数:34ページ