Newton 1時間でよく分かる! 超ひも理論
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この電子書籍は,科学雑誌『Newton』2013年1月号に掲載された特集記事の電子版です。同じ号に掲載された他の記事は含まれません。記述は掲載時の情報にもとづいたものです。一部画像の削除等,紙版とは異なる場合があります。大きいサイズのカラーディスプレイをもつ端末でお楽しみください。この電子書籍は紙版と同一のレイアウトで固定されており,テキスト検索や辞書機能,ハイライトなどの機能は使用できません。端末を横向きにすると見開きページとして表示されます。
<本特集記事の内容>
超ひも理論(超弦理論。superstring theory)によると,人間の体も,あなたが今読んでいる『Newton』の紙やインクでさえも,あらゆるものは,細かく分割していくと,最終的にきわめて小さな「ひも」にたどりつくと考えられている。“自然界の最小部品”はひも,というわけだ。
超ひも理論は未完成の理論だが,現代物理学の二大理論である「相対性理論」と「量子論」を統合したような“究極の理論”になる可能性を秘めており,活発に研究が進められている。超ひも理論は,この世界の根本原理に迫る理論なのだ。
理論が完成すれば,宇宙がなぜ,どのようにして誕生したのかといった謎にも迫れると期待されている。
また,超ひも理論は,この世界が縦・横・高さの3次元空間ではなく,9次元空間であることを予言しているという。これはいったい何を意味しているのだろうか?
知的好奇心を刺激する最先端物理学の世界を徹底的に分かりやすく紹介していこう。特別インタビュー:ブライアン・グリーン博士 総ページ数:24ページ