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奇界遺産

価格: ¥3,990
カテゴリ: 大型本
ブランド: エクスナレッジ
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著者が言うほど成功していない ★★☆☆☆

 カメラマンである著者が過去5年に渡って世界中で目にした奇怪で珍妙な人・物・場所を収めた写真集です。

 著者が巻頭で鮮明にしている本書編纂の趣旨と内容とが結びついていないように思いました。
 著者には、「人間を人間たらしめてきた謎」が<余計なこと><これって必要なんだろうか>と疑問を呼ぶような奇天烈なものの中に隠されているのではないかという思いがあり、それを検証しようと考えた、と綴っています。そう考えたのはネアンデルタール人にはなくてホモ・サピエンスにあった、洞窟に描いた獲物の絵を槍で突くという無駄だと言うコリン・ウィルソンの言葉に感化されたからです。

 しかしその巻頭言の直後に掲載されているのは、世界で唯一の洞窟村(中国) や崖上の町ロンダと崖下の町セテニル(ともにスペイン)、砂漠に囲まれたオアシスの聖地ワカチチ(ペルー)といった、確かに見てくれは珍奇ではあるけれども、極限の住環境を居住可能な場所へと転換してみせる人間の計り知れない底力を感じさせる偉業ばかり。そこには<余計なこと>という修飾語が当てはまりそうな要素は見当たりません。

 おそらく著者が言う<余計なこと>に近い要素を感じさせるのは、50頁過ぎから始まる、総合地獄テーマパーク名山鬼城(中国)、鹿港貝殻廟(台湾)、大富豪が建てたキンタ・ダ・レガレイラ庭園(ポルトガル)あたりからです。しかしこうしたものは20世紀になってから企画・建設されたものが多く、その点ではいかにも20世紀的ではあるものの、ネアンデルタール人を引き合いに出してまで著者が力説するほど「人間を人間たらしめてきた謎」と普遍的に呼べるものではないと私は考えます。

 大言壮語する著者の意図から遠いところにある写真が多く、また生理的に受け付けないグロテスクな被写体が決して少なくなく、私にはあまり高い評価はできませんでした。
絶対買い!! ★★★★★
これマジで世界にあるの?
確かに1箇所は行ったことあるけれど。

有名な建築物や絵画の本とかもいいけれど、
こういった迷作?を知ることも必要かと思う。

日本人の想像を凌駕するものが
世界にあるんだな。

そしてコメントもいい。
驚嘆と笑い泣きしながらページをめくりました。
嗚呼、愛しきこの馬鹿げた世界 ★★★★★
世界って広いなあ、馬鹿だなあ、愛しいなあと思える本です。
写真もさることながら、テキストが素晴らしいです。
この内容で3800円は安い! です。
贈って良かった!読んでみて良かった! ★★★★★
友人への誕生日プレゼントに購入しました。
たまに変わったプレゼントをと、先のレビューが良かったので思い切って購入しました。
友人に渡した時に、表紙をみてギョッとしていましたが、中身をパラッと観て「こんな凄い本があるんだね」と驚いていました。
後日、感想を聞いたところ、凄く面白かったと好評でした。
プレゼントに贈るには相手がオカルト好きじゃないと駄目かもしれませんが・・。
私も観たところ、様々な国(アジアが中心ですね)の変わった風景、工作物、人物などが紹介され、信仰やイマジネーションは凄いものだなと思いました。
先に言われている方もいらっしゃいましたが、ミイラの写真やホルマリン漬けの写真も載っているので、極端に苦手な人もいるかとは思われますが、オカルト好きや変わった物や不思議な物が好きな人は、買って後悔は無いと思います。

微妙 ★★☆☆☆
巨大人面建造物とか奇妙な建物系で前半は面白かったんだけど
中盤以降に死体博物館のホルマリン漬けの幼児とか、ミイラとかは正直悪趣味だと思った。
こんな写真は家に置いておきたくない。

いい写真も多いだけに残念。
期待度が自分の中で勝手に大きくしていた… ★★★★☆
期待度が自分の中で勝手に大きくしていたので、引き込まれるのですが、こんなもんかなと思う自分がいました。