プレゼントしたい!
★★★★★
押し付けがましくなく,けどしっかりとメッセージを持った
何とも素敵な絵本です。
ちょっとふざけてるキャラクターのジャリおじさん。
わらえるけど、なじんでる。
大竹マジック。
生き物はみんな、歩き続ける。
いろんな物や事に出会いながら。
気付いたり解んなかったり。
最終的にシンプルでありたいなと思います。
3歳の娘はこの本が大好きで暗記しちゃった!
自分の子どもに買った初めての絵本
★★★★★
この絵本に出会ったのは、けっこう前で、おしゃれカフェでした。
そのカフェはお茶しながら、アート系の本や雑誌を読める店だったんですけど、ジャリおじさんは、強烈でした。
そのときは、まだ結婚とか出産の予定はありませんでしたが、子どもができたら最初に買ってあげよう!と思いました。
そんなわけで、息子にプレゼントした最初の絵本です。
0歳の息子は食いつくように見ていました。
でも、そのうち紙をやぶいて食べる習性があることがわかって、封印しています。
3歳くらいになると絵本の内容もすこしわかってくると思うので、読み終わったらどう感じたか聞くのが楽しみです。
シュールでパンクであったかい、誰もが楽しめる絵本
★★★★☆
もうとにかく、シュール! の一言。だって、ジャリおじさん、鼻のあたまにヒゲを生やしてるんですよ? しかも、登場するのはピンクのわにや、青いゾウ。喋る代わりにタイコを叩く人に、青い神様。だんだんジャリおじさんが普通に見えてきます。それでも物語として成立しているのは、ジャリおじさんが黄色い一本道を進んでいるから。様々な不思議と行き交った後、ジャリおじさんが辿り着くのは初めて来たのに見慣れた場所。ラストは読んでいるこっちもホッとします。特筆すべきはその色彩感覚ですね。何かにつけて、いちいち色の名前が出てくるあたり、相当色にはこだわっていると思われます。
なんじゃこりゃってかんじ
★★★★☆
はあ?というかんじですが、ずーっと心に残って離れません。だから買いました。この本、A3くらいのサイズだったらいいのになーと思います。絵本というより、各ページが完結した絵画。A4サイズ?にしておくのはもったいないです。幼児用だけあって、文字はすっごく少ないのですが、きちんとしたメッセージあり。私は自分のために買いました。また友達用にも購入し、プレゼントしました。また、甥っ子にみせてやったらまだ字は読めないので読んでやると、その後はジャリジャリ言ってました(よんだらわかります、この意味)。
何度も読みたい大事な本
★★★★★
大竹伸朗に出会ったのはギャラリーでした。作品の全てが好きで、とても憧れていました。本当は画集が欲しかったけど、やはり高価で手は出なかった。そんなとき、著者が絵本を出していたことを知り、この本とめぐり合ったというわけです。絵本という「枠」にはまらない、それは美術という「枠」にはまらない著者の作品と通じるものがあり、とても素晴らしいです。淡々と進むジャリおじさんの旅。大人でも子供でも少しの想像力があれば、この旅を一緒に楽しむことができるでしょう。