愚痴だらけ。
★☆☆☆☆
正直、中谷美紀を見る目が変わった本。
旅行の仕方は個人の自由。それに対する感想も自由。
しかし愚痴ばかり。そして高飛車。
お金あるんだし、中谷さんのためならすごい旅行くんでくれる人いっぱいいそうなものなのに。
それでも自分で行くからには、なにか思いがあるのだろうと最初は思いながら読んでいたが。
結局そんなものなかったように感じる。
なんで出版したんだろう。。そう思ってしまった。
大好きな女優さんだったゆえに、見なけりゃ良かったと思った本だった。
買って損したと本当に思った一冊。
愚痴はいらない
★☆☆☆☆
『歩き方』以外のメジャーなインド本というとこれになってしまうので、購入。
彼女の旅行の仕方をとやかく言うつもりはないが、誰かに強制された旅なのかという疑問がふつふつと沸き立った。
なにしろ愚痴っぽいのだ。そしてインドはお好みではないらしい。早く日本に帰りたいという文章も何回か目にする。
またインド人ガイドに対する悪口も出てくるので、読んでいてだんだん腹が立ってきた。
「ガイドが気に食わないなら旅行会社任せにしないで専属を雇えば?」
「物売りや物乞いがイヤならどこぞのアマンリゾートでも行けばいい」
これがこの本の感想だ。
中古商品だったが買って損した。
上品な印度旅
★★★★☆
よくあるインド旅行記とは少し違い、上品なインドの旅という感じ。
面白おかしい無茶苦茶なインドも読んでて楽しいですが、中谷さんの独特な文章で表現されるインドもとても魅力的です。
ずっとガイドとドライバーがついている旅行だから、貧乏人が真似できるような旅じゃないけど、十分にインドの雰囲気を楽しむことができました。
インド旅行記2・3も一気に読み進めました!次最後の4巻を読むのが楽しみです。
正直、退屈でした。
★☆☆☆☆
中谷美紀さんがインドを訪れたことを初めて知り、女優の方がよく一人で大したもんだなと感心しておりました。そこで、興味本位で1〜4までまとめて購入しましたが、期待とは裏腹に大変薄っぺらい内容に残念でした。
インドのハードさは日本を発つ前に知っているであろうし、それを覚悟で行くわけだが常に不満的でとてもじゃないが楽しんでいる様には感じられないし、そこで楽しもうという意識すら無いと思われる。
思うに、旅の素晴らしさは「人」との触れ合いだと思っている。そして、その様なシーンがほとんど感じられなかった点は紀行文として非常に物足りない。
なんか中谷さんの傲慢さや器の小ささを感じました。
中谷さんのファン以外の方には退屈極まりない旅行記でした。
ヨーガを楽しむリッチな旅行
★★☆☆☆
インド=貧乏旅行という固定観念は正しくないと思っています。
その意味で、「インド旅行記」というタイトルに偽りはありません。
最も残念なのが、冒頭で著者自身が語るように、「精神的にあまり良くない状態」での旅だったことです。加えて、著者自身が、「インド」を旅しつつも、一面で「インド」を拒否し続けた旅だったことです。
つまり、自身を韓国人既婚者と設定し、職業も偽り、常時、「インドの人々」に対して、警戒心を怠らず、最終巻である三巻目の最後は、「疲れたので(日本へ)帰ろう」と、いささか、悲しい終わり方になっており、ついには、インドへの接し方が、最後まで改善することはありませんでした。
この本を手にされる方の多くは、インドへ関心を持たれる方でしょう。
その前提で、インドに対して斜に構え続ける著者の姿勢に、反感を持つ方も現れるのは当然です。
また、宗教上の無知から、やや失礼に値するシーンも見受けられます。
「人がものを上げたのだから、お礼を言いなさい」と、子供をしつける場面がありますが、これは日本的な価値観であり、インドでも多数を占めるイスラム教にあっては、持つものが与え、持たないものが与えられるのは当然の行為(喜捨)であり、そこに「お礼」という、上下関係を具体化する行為はありえないのです。
総合的に見て、高い評価は難しいところですが、著者がインドへ旅行する目的は、明確であり、それが、ヨーガです。
ヨーガに関連する人々には、心を開く面も見せ、非常に、そこは分かりやすいものでした。
ヨーガを楽しむ、ちょっとリッチな旅行記として、割り切って読めば、楽しめる一冊でしょう。