暗い気持ちの中で光明が・・・
★★★★☆
40代の女性です。4年前からステロイドが効かなくなってきて、玄米正食で治す事に踏み切りましたが、症状は山あり谷あり。なぜステロイドを断った時点であれほどにひどい全身症状になるのか、本当に何が起こったのか、全身鱗のようになり粉は吹き痒みで発狂しそうになりましたが、それでも同じ症状の人が近くにいないので、食改善の先生や応援して下さる方々の言葉を信じて頑張ってきました。そんな時安藤さんの本に出会い、ステロイドを離脱した多くの方はそんな地獄のような苦しみを経験してきているのだと知りました。この本を読んで、今の苦しみがいつまでも続くものではないという事と、同じ状況で頑張っている人がたくさん居るという事を知っただけでも私は有難いと思います。そして巻末にアンケートがついていたので、1000人の証言で終わる事なく今後も続けて行かれるのだろうと思いました。私も今の状況を送りましたしそういった方も多いのではないかと思います。私にとっては本当に有難い本で、お医者様にも患者さんにも患者さんのご家族にもお薦めしたい本です。
ほんとうに著者は科学者なのか疑いたくなる。
★☆☆☆☆
とにかく統計のとりかたがデタラメで、著者の視点の客観性に疑問符が5つ、です。
科学者として、このように偏向した視点からデタラメな統計で誤った結論を導くのはどうかと思う。
著者自身がアトピー性皮膚炎患者で、ご自身が苦しい体験をされた故の感情的な表現を差し引くにしても、統計数字というものはもっとフェアに使われるべきだと思うし、このような非論理な煽りこそが、著者が作中で嘆いている
「脱ステロイドが、アトピービジネス呼ばわりされる」原因となっていると思う。
ステロイド薬剤の副作用についてはもう何年も前から取沙汰されてますし、脱ステなんて造語も生まれるほど、その治療法を疑問視する患者たちがたくさんいるわけですから、皮膚治療に携わる医学会でもステロイドによる治療についてはもっと真剣に再検討されるべきだと思いますが、、自身が科学者でステロイドによる重症の ”リバウンド” を経験した著者なら、もう少し客観性と説得力のあるデータと言葉で訴えられなかったのかなぁ、とすごく残念に思いました。第3章はちょっとひどいです。
とにかく読んでほしい
★★★★★
おそらく医者と患者の両者が判断し、治療をしていく時代だと思います。
まず一点、そのための情報として大変価値のある書ではないでしょうか。
本書にある、
どんな薬を使ったらどんなことが起こるのか、
アトピーの治療過程はどういったものなのか、
さまざまな詳細な具体例が、データ数とともに、大きな判断材料、知恵を貸してくれるのだと
思います。
アトピーの治療を考えるすべての人が一読すべきおすすめの書だと思います。
脱ステロイド者の声が聞ける良書
★★★★★
脱ステロイドをした人の生の声が聞ける良い本だと思います。
著者の脱ステロイドの壮絶な経験と
脱ステロイドを支援する病院で治療中の人を
中心に実施した1000人のアンケートが載っています。
なかなか報道されることもなくなった脱ステロイドをした人の現実が書かれた貴重な本だと思います。
アトピー医療に携わる医師に読んでほしい本です。
★★★★★
著者の体験も含め1000人以上もの患者たちの生の声が伝えられています。現在のアトピー治療の何が問題なのか?この本を読むことで、アトピー患者(特に成人アトピー患者)の実態を、一人でも多くの医師たちに理解してもらえたらと思います