本棚の夢語り
★★★☆☆
国名シリーズ第7弾
二年に一度開かれていた”同窓会(リユニオン)”の当日、
メンバーの一人が殺され、被害者のはめていた腕時計が消失!
いったいなぜか……。
火村の示した間然するところのない推理に「犯人」が最後に明かした「動機」とは。
表題作ほか謎解きの醍醐味が堪能できる超絶の全4篇。
きのこと林檎
★★★★★
正統派の謎解きが詰まった短編集。特に表題作は読み応えあります。ヒントが全て与えられた状態になるので、犯人当てに挑戦できます。…私は、2回目でも当てられませんでしがけれど。
にしやまの本だな
★★★☆☆
火村シリーズの短編集。本格ものの4編です。
「あるYの悲劇」ではダイイングメッセージが出てくるのですが、自分にしてはめずらしく、結末に行く前にメッセージの謎が解けた(!)という点で、記憶に残る話となりました。(あまり考えながら読まないほうなので…)
◆表題作「スイス時計の謎」は、この本の約半分を占めるボリューム。
怒濤の論理責めで、5人の容疑者から火村が犯人を1人に絞り込みます。でも、その過程がとても複雑…。結論に至るまでのプロセスが理解しきれず、悔しい思いをしました。
◆この話では、アリスの高校生時代に起こったある出来事が語られます。火村の過去は何度か語られたことがありますが、アリスの過去の話はめずらしいですね。
(2006/07/14 読了)
くーみん屋
★★★★☆
有栖川有栖サンのミステリはとっても読みやすくて好きです。関西の地名が出てくるので、関西人の方は親近感が沸くかも?
Alice’s Home
★★★★★
二年に一度開かれていた“同窓会”の当日、メンバーの一人が殺され、被害者のはめていた腕時計が消失!いったいなぜか…。火村の示した間然するところのない推理に「犯人」が最後に明かした「動機」とは。表題作ほか謎解きの醍醐味が堪能できる超絶の全4篇。ご存じ国名シリーズ第7弾。