高校2年生から学べるハイレベル物理 力学 第9話: 運動量と力積(二次元)
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(本シリーズの構成)
本シリーズは、高校2年生から本格的に物理を学び始める学生が1話ずつ自習しながら読み進めていくうちに、大学入学後にも役立つ物理学の知識や考え方が身につくように作られています。
(第9話の内容)
「運動量の変化=力積」の式を二次元に拡張します。運動量及び力積は、大きさと向きを持ったベクトル量であるので、成分ごとに「運動量の変化=力積」が成り立つことがわかります。
さらに、2つの物体が互いに力を及ぼし合っているとき、その力(「内力」と呼ぶ)による力積はベクトル合成するとゼロになることを示します。
さらに、はね返り係数も二次元に拡張します。