高校2年生から学べるハイレベル物理 力学 第1話: 運動を記述する方法
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(本シリーズの構成)
本シリーズは、高校2年生から本格的に物理を学び始める学生が1話ずつ自習しながら読み進めていくうちに、大学入学後にも役立つ物理学の知識や考え方が身につくように作られています。はじめのうちは、微積分などは使わずに平易な言葉で解説を進めていきます。しかし、学習を進めていくうちに、数学の課程で三角関数の微分や積分を順次履修していくことになるでしょうから、それに合わせて、本シリーズも第11話からは微積分を導入していきます。だからと言って、第1話から第10話の内容が稚拙というわけではありません。それどころか、力学の最も基本的な部分を網羅しています。しかも電磁気学、熱学、原子物理など幅広い分野に共通する物理学的な見方や考え方を養うことができるようになっています。
(第1話の内容)
第1話では、物体の運動を記述する方法を学びます。まずは1次元の運動から解説し、2次元に拡張していきます。また、1次元の解説ではv-t図の扱い方も解説します。