インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

江戸川乱歩全集 第29巻 探偵小説四十年(下) (光文社文庫)

価格: ¥1,260
カテゴリ: 文庫
ブランド: 光文社
Amazon.co.jpで確認
乱歩評論 下巻 ★★★★★
江戸川乱歩がその探偵小説に対する思いを
綿々とつづった評論・エッセイ集。
乱歩の探偵小説に対する造詣の深さと
それにかける情熱が切々と伝わってきます。
下巻は戦後の話が主題で
探偵小説から推理小説に代わっていく時代の移り変わり
自らの衰えぬ本格へのこだわり等が書き込まれます。

これを読めば探偵小説の何たるかを一望できる作品といえましょう。
上巻同様、人間乱歩を知る。 ★★★★★
上巻同様、とにかく面白い。

下巻は、戦中戦後が中心です。
戦争中の主な話題
○探偵小説(特に乱歩のような猟奇的なもの)は出版できず、出版できるものも厳しい検閲がつけられたこと。
○しかし、かの井上成美(当時、兵学校校長)の「探偵小説は知力を鍛えるのに良い」ということばもあり、親しくなった海軍士官からも探偵小説肯定論を聞いたこと。
○粗食と禁煙のためかえってこの時期は健康だったこと。
○数少ない昼間の男手として、町会で大活躍だったこと。

戦後の主な話題。
○探偵小説の復興、普及への寄与。(探偵作家クラブ賞、江戸川乱歩賞など)
○創作よりも、評論、研究の方が断然多くなったということ。

下巻には索引がついており便利です。