原作とアニメの仲介本
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まず最初に、カバーの紙質が原作本と同じで細かいところにこだわりを感じました。
サイズは雑誌ほどの大きさで読みやすいです。
中身も、1ページずつに絵と文章を交えて事細かにまとまっているので、分かり易く、充実した内容でした。
構成は、大雑把に説明すると
各話まとめ<前半>→対談、蟲籠月報→各話まとめ<後半>→まとめ
といった感じで、その間に原作カラーや、アニメビジュアルが載っています。
他の方も書かれていますが、アニメ絵と原作絵の比較が素晴らしかったです。
いかに原作を忠実に再現していたのかが非常に伝わってきました。
各話のまとめは、これでもかという程情報が敷き詰められており、1話読むごとに「そんな秘話があったのか〜」などと、思わずため息がもれました。
文が下手なのであまり良さが伝わらないかもしれませんが、少なくともこの本を読む前と読んだ後でのアニメの見方・感じ方は全く違うと思います。
そういう意味でもこの作品は、胸を張ってオススメできます。
蟲師好きなら
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素晴らしい作品。
そんな蟲師の詳細を
知るのにうってつけの物です。
あまりにも充実した内容
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原作漫画・アニメ版とも素晴らしい作品である蟲師ですが、アニメ版のファンブック+資料集であるこの本も実に素晴らしい。
記載内容については他の方も語ってくれているので割愛します。
言いたいことは一つだけ、決して安い価格ではないけれど間違いなく価格以上の価値があるということ。
アニメを見たら、この本も是非読んでもらいたです。
値段と内容が釣り合わない
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アニメ版「蟲師」のガイド本にあたるこの連綴、とにかく濃いです。26話全てに監督、作者、製作スタッフ、声優のコメントが載っており、更に製作に携わった人たちの対談やカラーの挿絵なども入って内容はとても豪華な物となっています。アニメを見た人は勿論、漫画しか読んでない人にとっても蟲師ファンであるなら買って損はないと自信を持ってお薦めできる本です。
アニメ作品と侮る無かれ…
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アニメ化が決まり不安を感じていたファンを納得させたアニメ「蟲師」。
そんなアニメ蟲師のムックなのですが、気合のはいったアニメと同じくムック本にも力がいれられているなと感じました。主な内容はアニメ各話の回想録と対談といった形です。
現場スタッフの対談はテキストがびっしりで読み応えがありました。アフタヌーン誌の記事が再録されているようなのですがアフタヌーン誌を読んでいないのでどの記事も新鮮に楽しむ事ができました。カラーイラストもコミックス派の自分には見たことがないものが多くよかったです。本誌を読んでいなければすみずみまで楽しめるのではないでしょうか。
アニメーション1話1話に対して監督、原作者、声優、現場スタッフなどのコメントが寄せられているのが興味深いと思います。また連綴というだけあって、原作の画とアニメーションで使われた画が折り重なるように並べられているのですがそれが見事に調和しているのがすごいなと思いました。いかに原作の画が忠実にアニメ化されたかというのがわかります…
読んでいてこのアニメにかけられた思いの強さをひしひしと感じます。妥協のない仕事で、スタッフがみな原作を愛し、いい作品にしようと全力をつくしてくれている。こういうスタッフにアニメ化されて蟲師は幸せだったなと感じます。連綴をみていてまたアニメを最初から見直してみたくなりました。また新たな視点で作品を見ることが出来そうです。