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「マエストロ、それはムリですよ・・・」 ~飯森範親と山形交響楽団の挑戦~

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: ヤマハミュージックメディア
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活字が大きく頁も少ないので一気に読めました! ★★★★☆
指揮者の飯森範親さんがどういう人なのか良く分かりましたし、一昔前の山形交響楽団がどういう雰囲気であったのかも何となく分かりました。
特に興味深かったのが最終章の“極私的インタビュー”。活字も大きく頁数も200頁を少し切るくらいで面白く一気に読み終わりました。
本のタイトルに釣られて購入したのですが、想像していた程にはセンセーショナルな内容ではなく、その点では「ビジネスマンにも大好評」という帯のコピーはやや書き過ぎかなと思いました。
それよりも飯森さん指揮の山形交響楽団がどういう演奏をするのか興味が湧きましたので近々山形まで遠征してみます。


興味本意で買いましたが ★★★★★
色々な事に対しての気持ちが変わりました!!
素晴らしい人だと思った本は本当に久しぶりです!!
感動しました。
CDまでつい買ってしまいましたが周りにも何か感じ変わったねと言われてます☆彡幸せです
クラシック界が客商売という面で如何に遅れているかが分かる一冊 ★★★☆☆
 地方都市の小さなオケである山形交響楽団が常任指揮者(後に音楽監督)に飯森範親氏を
迎えた後とその前を比べ、如何に変わったのか?を飯森氏、楽団員、事務局、オケのファン
クラブ、地元の支援家等へのインタビューにより解き明かした一冊。

 音楽(例えばオケの歴史や蘊蓄話)本では無く、経営系というか(飯森氏のインタビューに
限れば)生き方論的なことが詰まった一冊です。

 実力はある。でも、それを生かし切れていない団体をどう売り込んでいくか?指揮者は
各人がプロでプライドの高い楽員をどうまとめるのか?これって団体を企業に、指揮者を
管理職に、そして楽員を従業員に置き換えれば、会社等の組織論にも繋がります。

 そう、舞台は違えども同じ人間。根っこにある部分は同じということなのでしょう。

 ポジティブ&感謝を忘れない飯森氏の生き方論と併せて読むと、自分を変える為の
「気づき」を得られるかもしれません。

 ただ、経営的な面でも売りたいのなら、山形交響楽団が以前と変わったことの象徴として
飯森氏が来る前と後の観客動員数とか収支とかを掲載すべきだったな、と思う次第。
数字があればより説得力が増すのです。
(現状のままだと、結局、クラシックファン&飯森氏のファン層にしか訴求しない)。

附:飯森氏が東京交響楽団で山形交響楽団と同様のことができないのは、やはり立場
(正指揮者と音楽監督)の違いなのでしょうか?それとも、在京オケの場合は、山形で
行っているような或る意味泥臭い運動は必要ない、ということなのでしょうか?
そこまで踏み込んでいれば、ヨイショ本的な要素も抜け、万人にお薦めできる一冊に
なったのですが・・・惜しいです。
主役が飯森氏、山響はオマケ? ★★★☆☆
「音楽」のどうこうよりも、皆さんのレビューにもありますように、むしろ「経営」よりの本です。
この本では、事業を成功させるための手段の例として、山響を「モデル」としたように書かれているように感じました。
山響がここまで成長してきたのは、全て飯森氏の努力だけではなく、団員の陰の努力があったからだと思います。
音楽をしている私としては、飯森氏のことをもう少し控えめにして、山響のメンバーにもっとスポットを当てて欲しかったと思いました。
超越しているからこそ「サービス」なんですね。 ★★★★★
一言でいうと「ブラボー」な本です。

飯森範親氏が努力、才能、技術、キャリアなどを極め、超越しているからこそ言い切れる「音楽家はサービス業だ」というコトバ。
素晴らしいです。

山形交響楽団に対して様々なオーダーをだし、変化していくことを成長ととらえ、恐れることなく前進してゆく様はドラマチックでドキドキするほどです。
クラッシックに興味のない私でも楽しめました。

ぜひどーぞ。