上、中、下の中では、一番面白かったです。
★★★★★
この岩波文庫では、全三巻なのですがこの巻が一番引き込まれて読んだ気がします。
これだけの長編ですから、個人的な面白さの起伏は当然あります。
また、独特の表現法を用いたり、登場人物が多数いたりで、「あれ、何か良く分かんなくなってきたなぁ・・・」とか、「コイツ誰だっけ?」みたいなことは、しょっちゅうです。
まぁ、それが比較的少なく、一番集中して読めたっていうことですね。
意外ではない恋が芽生えるかも
★★★★☆
ポンポン話が進んでいく。
おもしろい。
見ていて(読んでいて)非常におもしろく
すぐに残りのページが無くなっていきます。
ドゥーニャとラズミーヒンが恋に落ちるの
かと思いましたが、勘違いでした。
心理戦は、荒木 飛呂彦さんの漫画(スト
ーリー)と同じ。
ジョジョの奇妙な冒険が好きだから、この
本も途中で挫折せずに、読み進めることが
出来るのだと思っています。
(他の漫画にも心理戦はありますが、陳腐
なので・・・)
次は、(下)を読まねば!!
ロシア文学の最高峰!!
★★★★★
さすがドストエフスキーと言いたくなるような力強く読みやすい文体にぐいぐいと引き込まれ、いっきに読んでしまった。サスペンス、恋愛、ミステリーといったあらゆる要素が凝縮されていて、とてもひとくくりにはできない奥深さがある。
第2巻の本書はラスコーリニコフの苦悩、次第に周囲の目が自分に向きつつある中でのポルフィーリとの緊迫した駆け引きが描かれる。ポルフィーリとの心理戦もさることながら、ルージンとの縁談における強烈なまでの非常に人間臭いやりとりも見ものである。