参考程度に
★★★★☆
この本はモンテッソーリを学びたい人ではなく、モンテッソーリ教育を受けた本人や、その親御さんが読むと面白いと思います
自分やお子さんとの共通項があったりするので…
私もモンテッソーリ教育の幼稚園出身なので、自分を振り返って考えることができました
有名大学に受かった!というような話は載っていません
不登校になったけど、本人なりに考えて自分で道を切り開いて歩んでいるというような話などが載っています
なのでいい学校に行かせたい!なんて思っている親御さんにはお勧めできません
モンテ出身としては、長らく周りと自分は違うんだという違和感の正体がわかったような気がします
モンテ初心者の方には他の本がいいかと思います
あと1つ、他の方書いてましたが、モンテッソーリ教育だから幼稚園の園納金が高いということはありません
私の子供が通っている幼稚園は手作り弁当持参なので逆に安いです
絶賛の嵐にドン引きしました
★★☆☆☆
いまモンテッソーリ教育を受けた人が、30代40代になっているのでその効果がわかる時期。
その教育を受けてきた子がどういう大人になったのか、興味があったので読みました。
本中には、モンテッソーリ教育を受けてきた大学生自身、教員、親の体験談がてんこ盛りです。
絶賛の嵐にドン引きしました。
特に、我が子がいかに素晴らしい人物に育ったかという親の声。
成功(この本の中の成功は、有名大学に入る、NPOなどボランティアで活躍する)の大前提として、
高額な幼稚園や、高額なモンテッソーリ教具なるものを購入して与える位
親の意識が高い家の子だからというバイアスはかかっていると思います。
ただし、知識を詰めこむ英才教育とは違い、
モンテッソーリ教育法自体はちゃんとしたものだということはわかりました。
特に、「掲示」という考え方。
子供はできないのではなく、やり方がわからない、どうすれば自分でできるかしりたいもの。
「〜しなさい!」じゃなくて、無言でしてみせる(=掲示)。というのは納得しました。
モンテッソーリ自体を知るには、他に良書があると思いますので探してみようと思います。
ただし、知識を詰めこむ英才教育とは違うということはわかりました。